メディプラスゲルは成分にも気をつかったオールインワンだと雑誌でも話題のようですが、本当はどのような成分なのでしょうか?
化粧品の成分チェックは、購入を検討する上で欠かせない項目ですので、徹底的に検証しました。
メディプラスゲルには全部で73種類の成分が入っており、そのうち66種類が美容成分です。メディプラスゲルは口コミなどで良い評判を見かけることが多いですが、本当に肌に良い成分を使っているのでしょうか?また、敏感肌でも使えるとありますが本当でしょうか?
メディプラスゲルの全成分の安全性を、一つ一つ徹底検証してみました。あたなの化粧品選びの参考になれば嬉しいです。
目次
メディプラスゲルの成分の安全性は?
メディプラスゲルの全成分はこちら。念のため公式サイトでもメディプラスゲルの全成分を確認しました。
水、グリセリン、BG、ベタイン、ジグリセリン、温泉水、1,2-ヘキサンジオール、メチルグルセス-10、セラミドNG、セラミドAP、セラミドAG、セラミドNP、セラミドEOP、ヒアルロン酸Na、ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム、加水分解ヒアルロン酸、アセチルヒアルロン酸Na、水溶性コラーゲン、加水分解コラーゲン、水溶性プロテオグリカン、3-O-エチルアスコルビン酸、クコ果実エキス、マンダリンオレンジ果皮エキス、レモングラス葉/茎エキス、オウゴン根エキス、ノイバラ果実エキス、ナツメ果実エキス、カンゾウ根エキス、クズ根エキス、セイヨウシロヤナギ樹皮エキス、アケビエキス、アロエベラ葉エキス、クロレラエキス、アーチチョーク葉エキス、加水分解シルク、加水分解エラスチン、ユズ種子エキス、ナンバンクサフジ種子エキス、α-グルカンオリゴサッカリド、グリシン、タウリン、リシンHCl、アラニン、ヒスチジンHCl、アルギニン、セリン、プロリン、グルタミン酸、トレオニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、フェニルアラニン、アボカド油、スクワラン、グリコシルトレハロース、DPG、アラントイン、グリチルリチン酸2K、加水分解水添デンプン、アルカリゲネス産生多糖体、PCA-Na、プロパンジオール、ペンチレングリコール、(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)ポリグリセリル-10、PEG/PPG/ポリブチレングリコール-8/5/3グリセリン、カルボマー、フィトスフィンゴシン、水添レシチン、フィトステロールズ、水酸化K、水酸化Na、トコフェロール
*メディプラスゲル ホームページより
66種類の美容成分を1本にしているというだけあって、たくさんの成分が入っています。全73表示成分の安全性を表にまとめてみました。(植物由来成分には成分名の横にマークを付けました。)
成 分 | 安全性 |
水 | ◎ |
グリセリン | ◎ |
BG | ◎ |
ベタイン | ◎ |
ジグリセリン | ◎ |
温泉水 | ◎ |
1,2-ヘキサンジオール | ◎ |
メチルグルセス-10 | ◎ |
セラミドNG | ◎ |
セラミドAP | ◎ |
セラミドAG | ◎ |
セラミドNP | ◎ |
セラミドEOP | ◎ |
ヒアルロン酸Na | ◎ |
ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム | 〇 |
加水分解ヒアルロン酸 | ◎ |
アセチルヒアルロン酸Na | ◎ |
水溶性コラーゲン | ◎ |
加水分解コラーゲン | 〇 |
水溶性プロテオグリカン | ◎ |
3-O-エチルアスコルビン酸 | ◎ |
クコ果実エキス | ◎ |
マンダリンオレンジ果皮エキス | ◎ |
レモングラス葉/茎エキス | ◎ |
オウゴン根エキス | ◎ |
ノイバラ果実エキス | ◎ |
ナツメ果実エキス | ◎ |
カンゾウ根エキス | ◎ |
クズ根エキス | ◎ |
セイヨウシロヤナギ樹皮エキス | ◎ |
アケビエキス | ◎ |
アロエベラ葉エキス | ◎ |
クロレラエキス | 〇 |
アーチチョーク葉エキス | ◎ |
加水分解シルク | ◎ |
加水分解エラスチン | ◎ |
ユズ種子エキス | ◎ |
ナンバンクサフジ種子エキス | ◎ |
α-グルカンオリゴサッカリド | ◎ |
グリシン | ◎ |
タウリン | ◎ |
リシンHCl | ◎ |
アラニン | ◎ |
ヒスチジンHCl | ◎ |
アルギニン | ◎ |
セリン | ◎ |
プロリン | ◎ |
グルタミン酸 | ◎ |
トレオニン | ◎ |
バリン | ◎ |
ロイシン | ◎ |
イソロイシン | ◎ |
フェニルアラニン | ◎ |
アボカド油 | ◎ |
スクワラン | ◎ |
グリコシルトレハロース | ◎ |
DPG | ◯ |
アラントイン | ◎ |
グリチルリチン酸2K | ◯ |
加水分解水添デンプン | ◎ |
アルカリゲネス産生多糖体 | ◎ |
PCA-Na | ◎ |
プロパンジオール | ◎ |
ペンチレングリコール | ◎ |
(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)ポリグリセリル-10 | ◎ |
PEG/PPG/ポリブチレングリコール-8/5/3グリセリン | ◯ |
カルボマー | △ |
フィトスフィンゴシン | ◎ |
水添レシチン | ◯ |
フィトステロールズ | ◎ |
水酸化K | ◯ |
水酸化Na | ◯ |
トコフェロール | ◎ |
メディプラスゲルは、肌に負担のない成分でできているというのは本当でした。
皮膚科医指導のアレルギーテストも行われているので、敏感肌が気になる私でも安心して試すことができました。
66種類が美容成分とされていますが、メディプラスゲルが美容目的として入れていなくても、保湿効果があったりと肌への効果がある成分も配合されていましたので、実際にはほぼ美容成分でできたゲルです。
気になる成分はカルボマーですが、ゲル状を保つためには必要な成分なので、ゲル状で保湿効果を維持するメディプラスゲル の特性上仕方がないのかもしれません。
ここで確認!化粧品の成分表示ルール化粧水の成分表示は基本的に配合量が多いものから記載され、配合成分が1%以下の成分に関しては順不同でよいというルールがあります。
メディプラスゲルの場合、水が一番多く配合されていて、次いでグリセリンが多く配合されているという事ですね。
気になる成分のカルボマーは最後の方に記載されていますので、配合量をできる限りおさえているようです。他のゲル化粧品の成分を見てみるとカルボマーが成分表記の最初の方に記載されている化粧品も少なくありませんので、メディプラスゲルの安全性の高さを感じます。
>>メディプラスゲルを7年使い続けるからわかること【体験談】
メディプラスゲルは危険?「△」「〇」がついた成分は?
上の表で△や◯をつけた成分について、そう評価した理由と危険性についてご紹介します。
△がついた成分は?
「△」が付いたカルボマーは、単体が肌に良い効果を与える物ではないので「△」を付けました。カルボマーはゲル状を作っている成分です。
カルボマーは合成ポリマーと呼ばれる物の一種で、合成ポリマーは肌に悪いと言われることもあります。合成ポリマーは、肌への刺激がゼロではありませんが、カルボマーは水溶性高分子ですのでお肌に吸収されることはありません。肌への大きな負担にはならず、肌が密封されることもない成分です。
「オールインワンゲルは、肌が密封されて肌呼吸ができない」という噂を耳にしたこともありますが、そんなことはありませんので安心してください。
ゲル状化粧水には他には真似できない保水力があるため、少々のデメリットはカバーできる程のメリットがあります。現在、天然成分でカルボマーの役割を担う研究も進んでいるようですので、後々には天然ポリマーでさらに安心なオールインワンゲルになるかもしれませんね。
〇をつけた成分は?
「〇」を付けた成分は、保湿効果など肌に良い効果はあるけれどまれにアレルギーの方がいる成分です。言いかえれば、アレルギー症状さえでなければ肌に効果のある成分です。これらの成分は、メディプラスゲル以外の保湿化粧品でもよく使用されている成分ですので、他の商品を購入する時にも気に留めておいて下さい。
アレルギーの方は、使用前にパッチテストをすると安心です。
メディプラスゲルの成分の特徴
メディプラスゲルには73種類の成分が配合されています。そのうち66種類が美容成分です。66種類の美容成分とは、また随分多くの種類が入っていたものです。ハーブや漢方などの植物性の美肌成分も配合されていています。
肌の角質層は0.02mmと言われています。どんな化粧品でも入り込めるのはこの角質層まで。メディプラスゲルは角質層を徹底的に潤わせることにこだわっているゲルです。
角質層を潤いを与えるのにまず必要なのは、肌をほぐすこと。肌が柔らかくほぐれていないと、どんなに優れた美容絵成分も肌の中に入って行くことができません。メディプラスゲルの美容成分の中で主にほぐす役割をしているのが、アクアオイル・スクワラン・アボガド油です。
角質層に潤うを与えてるためのコラーゲン、密着型ヒアルロン酸、セラミドなどの保湿成分に加え、肌自身がコラーゲンやセラミドを生み出すために必要なアミノ酸も14種類も配合されています。
ヒアルロン酸やコラーゲン、セラミドはすでにお馴染みとなっている保湿成分ではありますが、メディプラスゲルのヒアルロン酸は一般的なのヒアルロン酸の17倍の吸着力をもつ密着型ヒアルロン酸なので、肌を長時間潤わせることができます。
コラーゲンは、一般的なコラーゲンに加えて1/1000の大きさで浸透力をアップさせたスーパーコラーゲンの2種類が配合されています。セラミドも肌への浸透力が高いとされるヒト型セラミドが5種類も入っています。
また、メディプラスゲルの特徴の1つが美肌の湯として温泉マニアにも知られる出雲玉造温泉水を惜しみなく使っているところです。出雲玉造温泉は2016年に温泉総選挙環境大臣賞 うる肌部門第1位に選ばれたほどの美肌に効果のある温泉。
温泉に入った後のような、プルプルしっとり肌を自宅で簡単に作れるのは嬉しいです。
オールインワンゲルって肌に悪いと思われがちですが、ドラッグストアで見かける敏感肌化粧品にも配合されていることの多いフェノキシエタノールもメディプラスゲルには入っていません。
市販の化粧品はそのように流通するかわからず、いつ売れるのかわからないため、どうしても防腐剤を入れる必要がありますが、メディプラスゲル は通販と自社ショップのみでの販売とすることで極力肌に負担になる成分を排除することに成功しています。
試しやすい1ヶ月あたり1,490円というコスパの良さも話題になっている理由の1つだと思います。
メディプラスゲルの全成分の効果は?
メディプラスゲルの成分の安全性について表にまとめましたが、1つ1つの成分にどのような効果があるのか、詳しく解説してみました。
数が多いですが、すべての成分を検証しますので最後までお付き合いいただければ嬉しいです。では、気合いを入れていってみましょう。
水
最初に記載されているのが「水」。この水は水道水ではなく「精製水」だそうです。精製水とは、水の中の不純物を取り除いた綺麗な水です。
メディプラスゲルに使われている精製水は、厚生労働省が定めた基準よりも高い純度の精製水を使用しているのだそうです。
安全性は◎。
グリセリン
保湿効果が高い天然成分です。抗アレルギー作用もあるので敏感肌やアトピー肌の方の保湿によく使われています。
安全性は◎。
BG(ブチレングリコール)
BGは肌に刺激がなく、殺菌と保湿の効果を得られる物質です。メディプラスゲルは防腐剤を使用していないので、肌に優しくゲルの殺菌と保湿ができるBGを使用しているのようです。
安全性は◎。
ベタイン
保湿効果が高い天然成分です。抗アレルギー作用もあるので敏感肌やアトピー肌の方の保湿によく使われています。
安全性は◎。
ジグリセリン
グリセリンと同じく高い保湿効果がある成分です。グリセリンよりも使用感がサラッとているのが特徴です。
安全性は◎。
温泉水
メディプラスゲルに使われている温泉水は、島根県の玉造温泉水です。
玉造温泉は日本最古の温泉としても知られており、玉造温泉旅館共同組合によると、出雲国風土記では『一度入浴すればお肌が若返るようになり、二度浴すればどんな病も治癒してしまう。その効能が効かなかった事は聞いたことがないので人々は神の湯と呼んでいる』と記されているそうです。
「美肌の湯」で知られる玉造温泉水が毎日肌に付けられるのは、贅沢ですね。
ただ、温泉水は人によってはアレルギーが起こる方もいます。温泉に入って肌が赤くなったことがある、温泉アレルギーの方にはお勧めできません。
安全性は〇。
1,2-ヘキサンジオール
保湿の効果がある物質です。BGと同じように、保湿の他に殺菌作用があります。保湿と殺菌の両方の効果がある成分です。
安全性は◎。
メチルグルセス-10
トウモロコシ由来の保湿成分です。合成ポリマーと捉えられがちですが、保湿剤です。
安全性は◎。
セラミドNG
旧セラミド2と呼ばれていた成分です。セラミドの中でも特に高い保湿効果を持つ成分です。
安全性は◎。
セラミドAP
旧セラミド6IIと呼ばれていた成分です。高い保湿効果のある「セラミド」の1つ。保湿効果、シワを薄くする効果、肌のターンオーバーを整える効果があります。
安全性は◎。
セラミドAG
旧表示名セラミド5。「セラミド」の1種です。肌バリアを作り、保湿効果のある成分です。
安全性は◎。
セラミドNP
旧セラミド3です。高い保湿効果のある「セラミド」の1つ。保湿効果、シワを薄くする効果があります。
安全性は◎。
セラミドEOP
旧セラミド1です。高い保湿効果のある「セラミド」の1つ。水分を保持する効果が高く、刺激から肌を守ってくれる効果があります。
ヒアルロン酸Na
ヒアルロン酸Naは、1グラムで6,000mlの水分を保持できる優れものです。加水分解ヒアルロン酸よりも分子は大きく、浸透率は高くありませんが、肌の表面の水分を保持する効果があります。加水分解ヒアルロン酸で中から、ヒアルロン酸Naで外から保湿するようなイメージです。
安全性は◎。
ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム
「ヒアロベール」とも呼ばれる成分で、ヒアルロン酸をプラスに帯電させて肌に残しやすくした成分です。ヒアルロン酸で皮膚に薄い膜を張り、保湿効果を持続させる働きがあります。
ヒアルロン酸自体は安心安全な成分なのですが、帯電させることによって肌に刺激が出ます。多少であれば良い効果が大きく出ますが、配合量が多い場合には注意が必要な成分です。
安全性は〇。
加水分解ヒアルロン酸
「ヒアルロン酸」という名前は保湿系化粧水にはお馴染みで、今や必須の成分ですね。
加水分解ヒアルロン酸はヒアルロン酸よりも肌によく浸透し、水分保持の力も大きいです。ヒアルロン酸よりは、さらっとしているのが特長で、分子が小さいので肌の奥まで浸透します。
安全性は◎。
アセチルヒアルロン酸Na
ヒアルロン酸の約2倍の保湿力を持つと話題のヒアルロン酸です。スーパーヒアルロン酸とも呼ばれています。保湿力に加えて、長時間肌を保湿する効果に優れています。
安全性は◎。
水溶性コラーゲン
動物の真皮が原料となっており、酵素で溶かして液体にしたものです。粘性が高いのが特徴で、肌の水分を保持する効果があります。
安全性は◎。
加水分解コラーゲン
豚の骨やヒラメの皮などを加水分解して作ったコラーゲンです。
肌の保湿効果や肌を柔らかくする効果があります。
コラーゲンの分子が小さく、浸透されやすいのが特徴です。
加湿分解コラーゲンは、アンチエイジングには必須の成分になっていますが、アレルギーのある方には注意が必要な成分です。
分子が小さく吸収されやすい分、アレルギーがある方はコラーゲンにも注意が必要です。
安全性は〇。
水溶性プロテオグリカン
ヒアルロン酸やコラーゲンと同様に、保湿に高い効果があると話題の成分です。
安全性は◎。
3-O-エチルアスコルビン酸
VCエチルとも呼ばれている成分。ビタミンC誘導体の一種で、美白効果があります。
安全性は◎。
クコ果実エキス
昔から不老長寿の秘薬と言われてきたクコの実。美肌効果、抗酸化作用の他に、シワやたるみを防ぐ効果があります。
安全性は◎。
マンダリンオレンジ果皮エキス
角質層の細胞にハリを与える成分です。
透明感のある肌に導きます。オーガニックコスメでもよく見かける成分です。
安全性は◎。
レモングラス葉/茎エキス
抗炎症作用があり、ニキビケアとしても用いられます。こちらもオーガニックコスメでよく見かける成分です。
安全性は◎。
オウゴン根エキス
黄金花という植物から抽出されるエキスです。
アンチエイジングの効果が高い植物で、肌の炎症を抑える効果や、肌の引き締め効果があります。漢方でも利用されている安心成分です。
安全性は◎。
ノイバラ果実エキス
ノイバラというバラから抽出されるエキスです。漢方でも使用されている成分です。肌荒れ防止効果や保湿効果があります。
安全性は◎。
ナツメ果実エキス
ナツメから抽出されるエキスです。肌を活性化させる効果や、保湿効果があります。他に、抗アレルギー効果や消炎効果もあり、漢方でも使用されています。
安全性は◎。
カンゾウ根エキス
生薬として知られているカンゾウ根エキス。カンゾウという植物の根から抽出したエキスで、漢方でも使用されています。美白効果や抗アレルギー効果、肌の消炎作用があります。
安全性は◎。
クズ根エキス
葛根湯などの風邪薬でお馴染みのカッコンエキス。古くから漢方でも使用されています。肌の保湿効果、血行を良くする効果、肌が紫外線を吸収するのを防ぐ効果などがあります。
安全性は◎。
セイヨウシロヤナギ樹皮エキス
セイヨウシロヤナギという植物の皮から抽出されるエキスです。消炎作用に優れており、昔からニキビの治療薬として使用されてきました。また、肌のターンオーバーを整える働きもあります。
安全性は◎。
アケビエキス
アケビの実から得られる植物性のプラセンタエキスです。肌の糖化を抑制する働きや、肌のハリやツヤをアップさせる効果があります。
安全性は◎。
アロエベラ葉エキス
保湿に良いとされるアロエの一種、アロエベラの葉肉から抽出されるエキスです。保湿効果、消炎効果、殺菌効果、紫外線を防ぐ効果があります。
安全性は◎。
クロレラエキス
アンチエイジング作用があると話題のクロレラ。肌を保湿し、活性化させる効果があります。食用として食べる場合、アレルギーを起こす人もいますが、肌に付ける場合はほぼアレルギーはないと言われています。
安全性は〇。
アーチチョーク葉エキス
アーチチョークというキク科の植物から抽出したエキスです。聞きなれない植物ですが、食用としても用いられる植物なので安全性は高いです。アーチチョーク葉に含まれるシナロピクリンという成分に毛穴を目立たなくする効果があります。他に、肌の色素沈着を防ぐ効果もあります。
安全性は◎。
加水分解シルク
シルク(絹)を作っているタンパク質を加水分解した成分です。保湿効果や新たな肌を作る効果、メラニンの生成を抑える効果があります。
安全性は◎。
加水分解エラスチン
エラスチンは、コラーゲンを下で支えるバネのような働きをしている物質で、コラーゲンを有効に働かせるためには必須です。エラスチンの分子を小さくし、肌の奥まで吸収しやすい状態にしたものが、加水分解エラスチンです。
安全性は◎。
ユズ種子エキス
美白効果や肌のターンオーバーを整える作用がある成分です。エイジングケア化粧品によく使用されています。
安全性は◎。
ナンバンクサフジ種子エキス
古くからアユールヴェーダでも使われてきた、肌のダメージを回復させる作用を持つ成分です。
安全性は◎。
α-グルカンオリゴサッカリド
天然のオリゴ糖の一種です。肌のバリア機能保持には必要不可欠な、肌の善玉菌を増やす効果があります。
安全性は◎。
グリシン
アミノ酸の一種で、分子が小さいため肌の奥まで効果を届けることのできる成分です。
保湿効果や毛穴を小さくする効果があります。
肌の綺麗な人は、肌にグリシンが多いという研究結果もあるそうです。キメの細かい肌をつくるには必要不可欠の成分です。
安全性は◎。
タウリン
滋養強壮のためのドリンク剤に入っているイメージですが、化粧品にも多く利用されている成分です。
アミノ酸の一種で、元気な肌を維持する効果があります。
安全性は◎。
リシンHCl
肌の角質層に含まれているアミノ酸の一種です。
肌を柔らかくして、ハリを与える効果があります。
安全性は◎。
アラニン
アミノ酸の一種です。
肌の保湿効果があり、肌の水分が逃げないように潤いを保持する効果があります。
安全性は◎。
ヒスチジンHCl
アミノ酸の一種です。肌の保湿効果や、紫外線や外部刺激から肌を守る効果があります。
安全性は◎。
アルギニン
アミノ酸の一種です。保湿効果や、肌の調子を整えてターンオーバーを正常にする効果があります。
安全性は◎。
セリン
アミノ酸の一種です。肌の角質層で主に肌の水分を保持する働きをしています。肌の潤いには欠かせません。
安全性は◎。
プロリン
体がコラーゲンを構成している主要なアミノ酸の一つです。体の中でコラーゲンを生成を促進させる効果があります。コラーゲンの生成が促進されると、シワやシミなどを改善していくことができます。
安全性は◎。
グルタミン酸
天然タンパク質中の主要構成成分です。保湿効果の他に、肌を保護して守る効果があります。
安全性は◎。
トレオニン
アミノ酸の一種です。保湿効果が高いのが特徴で、空気中の水分も肌に取り込む効果があります。
安全性は◎。
バリン
必須アミノ酸の1つで、肌のハリを保つ効果があります。美肌に必須のアミノ酸です。
安全性は◎。
ロイシン
必須アミノ酸の1つ。保湿効果があります。食事から摂るイメージが強い必須アミノ酸ですが、体の外からの働きかけにも効果を発揮します。
安全性は◎。
イソロイシン
必須アミノ酸の一つです。保湿効果があり、肌の機能を正常に保つ効果があります。
安全性は◎。
フェニルアラニン
必須アミノ酸の一つです。保湿効果があり肌にハリを与えてくれます。
安全性は◎。
アボカド油
自然派化粧品でもお馴染みのアボガド油。アボガドには多くのビタミンが含まれ、弾力のある肌に導いてくれます。また、コラーゲンの生成を促す働きもあるので、肌荒れにも効果があります。
安全性は◎。
スクワラン
スクワランの原料は深海ザメの肝油です。昔は肝油で栄養を補っていた程、栄養豊富です。スクワランは肌にもともと含まれている保湿成分で、スクワランが不足すると老化肌になってしまいます。
安全性は◎。
グリコシルトレハロース
トウモロコシから出来る糖質です。
天然成分なので肌にもとっても優しく、高い保湿効果が得られる成分です。
肌がしっとり潤うのに、ベタつかないという化粧水にはもってこいの性質があります。肌の上に薄い膜を作るので、刺激や紫外線から肌を守る働きもあります。
安全性は◎。
DPG
とうもろこしやリンゴからできている成分で、グリセリンやBGなどと同じく高い保湿効果を持ちます。
ただし高濃度の場合には刺激になることもあり。一般的な化粧品に使用されている濃度では安全です。
安全性は◯。
アラントイン
ウシの羊膜の分泌液から発見された成分です。刺激を防ぐ効果や。炎症を抑える効果があります。古い角質を剥がれやすくする働きもありので、色素沈着を防ぐ効果もありシミにも効果が期待できます。
安全性は◎。
グリチルリチン酸2K
炎症を抑えたり、抗アレルギー作用があります。敏感肌やアトピー肌、ニキビ肌用の化粧品に多く使用されています。
効果の強い抗炎症作用からステロイド作用があると噂されていますが、ステロイドと同様の副作用が出るとされる量の配合は、化粧品には認められていないため、危険はありません。
安全性は〇。
加水分解水添デンプン
デンプンから出来ている保湿成分です。保湿効果の他、炎症を抑える効果もありアトピー肌や敏感肌にも良いです。グリコシルトレハロースと相性抜群です。天然成分なので肌にも優しい成分です。
安全性◎。
アルカリゲネス産生多糖体
海藻やこんにゃく芋にも含まれる成分です。肌の水分バランスを整える働きがあります。季節に問わず、その時の最適な肌の状態をつくることが出来る、優秀な成分です。
非常に高価な成分で、一昔前はある高級化粧品のみに配合されていました。
安全性は◎。
PCA-Na(dl-ピロリドンカルボン酸ナトリウム液)
もともと肌の角質層の中に多く含まれている天然の保湿成分です。この成分は角質層にまで浸透するので、高い保湿効果が得られる成分です。また、肌を柔らかくしたり、弾力のある肌にする働きもあります。
安全性は◎。
プロパンジオール
グリセリンなど同様の保湿効果があります。抗菌作用があるので、防腐剤代わりにも使われます。
安全性は◎。
ペンチレングリコール
グリセリンなどと同じような保湿効果があります。抗菌効果もあるので、化粧品の防腐目的としても用いられます。
安全性は◎。
(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)ポリグリセリル-10
肌のバリア作用や、水分の蒸発を防ぐ働きがある成分です。ベタつきを抑えて使用感を上げる効果もあります。
安全性は◎。
PEG/PPG/ポリブチレングリコール-8/5/3グリセリン
グリセリンの一種です。保湿効果があります。
安全性は〇。
カルボマー
ゲル状を作っているのが、このカルボマーです。一般に合成ポリマーと言われるものの一種です。一般に合成ポリマーは肌に悪いと言われることがあります。これは、合成高分子(合成ポリマー)のは、製造過程でポリマーのもととなるモノマーと呼ばれる分子が残ることがあるからです。モノマーは肌に刺激を与えてしまう事もあります。
しかし、カルボマーは水溶性高分子ですのでお肌に吸収されることはないので、肌への大きな負担にはなりません。また、よく言われる肌が密封されることもありません。
この小さな肌への負担のデメリットよりも、化粧水をゲル化することによって得られる水分を抱えて逃がさない力のメリットの方が大きいということですね。
でも、天然の高分子を利用する研究の進んでいるようなので、後々には天然ポリマーを使ってもらえると、より安心ですね。
安全性は△。
フィトスフィンゴシン
セラミドに似た保湿成分です。抗菌作用・抗炎症作用もあり、ニキビやアトピー改善も期待できます。
安全性は◎。
水添レシチン
皮膚を構成している大切な成分の1つです。化粧品には乳化安定剤の目的として、また保湿成分として配合されています。
安全性は◯。
フィトステロールズ
植物油脂からできているステロール類です。保湿作用があり、乳化剤の役割も果たします。
安全性は◎。
水酸化K
肌を柔らかくして、保湿成分が入りやすくしている成分です。使用量には注意が必要で量を多く使用すると、肌への刺激になってしまいます。
安全性は〇。
水酸化Na
単体では肌に着くと強いアルカリ性なので危険ですが、中和して使うことで乳化剤の働きをサポートすることができます。水酸化Kと一緒に使うことで中和させる方法が昔から使われています。
肌を柔らかくする効果もあります。
安全性は〇。
トコフェロール
ビタミンEのことです。刺激に強いお肌を作るためには必須のビタミンE。血行を良くする働きもあり、肌が元気になるのを助けます。
安全性は◎です。
メディプラスゲルの成分を評価
最後まで全成分解説にお付き合いいただき、ありがとうございました。さすがに73成分は、多かったですね…メディプラスゲルの成分を一言で評価すれば、極限まで負担成分を減らした、超保湿ゲルだと思います。
メディプラスゲルのセラミドへのこだわりはスゴイですね。ヒト型セラミドを5種類も配合している化粧品は少数派だと思います。セラミドは赤ちゃんの肌の保湿にも推奨されているほど肌に優しく保湿効果の高い成分です。私も皮膚科でセラミドの重要性を教えてもらったことがあります。
他にもこれでもか!!と言うほど、保湿成分を入れ込んでいる印象です。
敏感肌用化粧品にもよく使用されているフェノキシエタノールも不使用で、抗菌・殺菌作用のある保湿成分を入れることでゲルの保存を可能にしています。防腐剤は肌への大きな負担になってしまうので、この取り組みは嬉しいです。わが家では安心して新生児からメディプラスゲルを使っています。
リニューアルされて話題の保湿成分プロテオグリカンも配合され、保湿効果もリニューアル前に比べて1.5倍もアップしたそうです。メディプラスゲルは、「とにかく肌の保湿重視!日中も肌を乾燥させたくないの!!」という方にはもってこいの化粧品。
これだけの成分を1本の中に詰め込んでいるオールインワンゲルって、正直言って他にはないと思います。しかも1ヶ月あたり1,480円のプチプラ。
手軽で成分にもこだわったオールインワン化粧品をお探しでしたら、メディプラスゲルは条件を満たした化粧品です。
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>>【体験談】メディプラスゲルを使って3ヶ月で感じた効果は?
まとめ
一つ一つの成分を調べていて、メディプラスゲルの肌に良くて安全性の高い成分へのこだわりを感じました。
肌に刺激になる防腐剤を使用せず、保湿効果と共に殺菌作用のある成分を配合することで、刺激の少ないゲルになっているのですね。化粧品は肌に直接付ける物なので、他の化粧品を選ぶ時にも成分の確認をすると安心ですね。