これまで敏感肌には守りのケアが推奨されてきましたが、敏感肌だって今よりもキレイになりたいですよね。
そんな女性の願いから作られた敏感肌用の攻めの化粧品が「アヤナス」と「サエル」です。
アヤナスとサエルは、どちらもポーラ・オルビスグループの敏感肌専門ブランドである「ディセンシア」の化粧品です。
どちらも敏感肌に特化した化粧品ですが、違いは何でしょうか。また、どのような基準で選べば良いのかご紹介します。
目次
アヤナスとサエルの違い
アヤナスとサエルの特徴を表にまとめてみました。
アヤナス | サエル | |
基本ケア | 化粧水、美容液、クリーム | 化粧水、美容液、クリーム |
価格 | 【トライアル】 1,480円(税込) 【本商品】 化粧水 ¥5,400 美容液 ¥8,100 クリーム ¥5,940 | 【トライアル】 1,480円(税込) 【本商品】 化粧水 ¥4,860 美容液 ¥7,020 クリーム ¥5,400 |
有効成分 | ヴァイタサイクルベール、 セラミドナノスフィア、コウキエキス、CVアルギネート、ヒアルロン酸、シモツケソウエキス、ローズマリーエキス etc…… | 白様雪、コウキエキス、ムラサキシキブエキス、アルニカエキス、デイリリー花発酵液、エスクレシド、アルブチン、ビタミンC誘導体、ヴァイタサイクルベール etc…… |
香り | 無香料 (ローズマリーエキス、ラベンダー花水etc) | 無香料 (ローズ、ローズマリー、ゼラニウム) |
使用感 | かなりしっとり(ベタつきは無し) | さっぱりめ(ベタつき、乾燥無し) |
効果 | 高保湿、エイジングケア | 保湿、美白ケア |
アヤナスとサエルには、ポーラ研究所オリジナル成分がたっぷり含まれています。
多くの植物エキスも使用されていますが、その多くがポーラ研究所オリジナル成分です。
どちらの化粧品にも、ディセンシアの敏感肌アプローチの要とも言える、独自の特許成分ヴァイタサイクルヴェールは使用されていますので、デリケートな敏感肌を優しくバリアしてくれる構造になっています。
成分の面からも他の化粧品とは、違ったアプローチのアヤナスとサエルですが、この2つの化粧品の違いは「保湿・エイジングケア」重視か、「美白ケア」重視かの違いです。
価格は同じなので、何に重点をおいて肌のケアをしたいかだと思います。
アヤナスは、敏感肌を改善し、エイジングケアをしていく化粧品です。
肌をバリアし、しっかりと保湿して細胞の生成を促してくれます。
化粧品の使用感も「しっとり」で、化粧水もとろみのあるタイプです。
美容液も付けると肌が潤い、クリームはこっくりしたテクスチャーですが、ベタつかず肌がかなりしっとりします。
一方、サエルは美白を考えた成分構成になっています。
シミの元となるメラニンは、チロシンとチロシナーゼという酵素が結合することで生成されます。
サエルに含まれるポーラ独自成分のエスクレシドは、チロシナーゼの生成を抑制するため、メラニンを生成させずシミにならない成分です。
サエルの化粧水、美容液はさっぱりとした付け心地です。クリームは伸びがよく、浸透もよくてベタつかないので、夏も抵抗なく使えます。
アヤナスとサエルの選び方
アヤナスとサエルの特徴を踏まえた上で、どう2つの化粧品を選ぶかですが、
シワやたるみ、ひどい乾燥肌が気になる場合⇒アヤナス
特にシミや紫外線のダメージが気なる場合⇒サエル
と、考えればOKです。
アヤナスは、敏感肌で悩む多くの方が多く感じている「ゆらぎ」にも対応した化粧品だと感じるので、季節の変わり目にも力を発揮してくれます。
10月~4月の乾燥肌やゆらぎ肌が気になる季節は「アヤナス」、5月~9月の紫外線が気になる季節は「サエル」を使用するのがベストだと思います。
ただ、季節によって化粧品を変えるのが面倒だったり、「シワもたるみもシミも全部ケアしたい!」という場合には、敏感肌の再生と保湿に重点を置いているアヤナスを試してみるのが良いと思います。
保湿や肌の改善重視ならばアヤナス、美白で徹底的にシミのケアをするならばサエルです。
美白ケアの化粧品は一般的に肌に負担の大きいものが多かったため、敏感肌だと美白ケアはできなかったのですが、サエルはそんな常識を変えてくれた化粧品だと思います。
ただ、保湿効果や肌の質を上げる効果は、アヤナスの方が得意だと感じました。
この2つの化粧品の登場のおかげで、敏感肌もキレイになれるという希望をもらった気がしています。
守りのケアでは、悪化はしなくても良くて今のままです。殻を破って、攻めのケアでピカピカの肌を目指しましょう。