スキンケアをする女性

産後はシミが増えやすい時期です。気づいた時にケアしないと、シミがどんどん濃くなってしまうことも…。産後のシミのためのスキンケア方法を詳しくご紹介します。

目次

シミに効くスキンケア方法は?

妊娠中から産後にかけて女性ホルモンの1つであるエストロゲンが増加する影響で、シミの原因である『メラニン』ができやすい状態になり、産後はシミが多くなりがちです。

産後のシミのキーポイントとなるのは【洗顔】と【保湿】です。肌を正しい方法で清潔と保湿をすることで、肌のターンオーバーを正常な状態にすることができます

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シミのケアって、美白化粧品を使えばいいんじゃないの?


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美白化粧品をプラスするのも効果的ですが、まずは【落とすケア】と【保湿】を徹底するだけでもだいぶシミの見た目が変わって来るのを感じられるはずです。その上で、【肌に負担のない美白化粧品】をプラスする事で、よりシミを撃退しやすくなりますよ。


シミには美白化粧品を使うというイメージも強いですが、美白化粧品を使う前に肌本来の力を取り戻してあげる事が重要です。シミを目立たなくさせる肌の力を取り戻すには、洗顔と保湿の仕方が重要になります。毎日のことなので、この2つを正しい方法で行うことで大きな効果が現れてきます。

産後のシミにいい落とすケアって?

メイクは油分の汚れですので、一般的な洗顔料では完全に落とすことができません。毛穴の奥にメイクの汚れが残っていては、お肌は弱ってしまいシミも増える一方。メイクをしている時は、必ずクレンジングをしましょう。

産後の忙しい時期、「クレンジングに時間が避けない!」という時には、シートタイプのクレンジングやダブル洗顔不要のクレンジングと洗顔が一緒にできるタイプのものを選ぶと負担が少なくなります。

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また、肌の保湿効果を上げるためには、肌を清潔にして化粧水の浸透を良くすることが大切です。
洗顔時は、洗顔料をしっかり泡立てる事を心がけるとさらにGOOD。洗顔料を泡立てる時には、少し面倒でも泡立てネットを使用したいところです。

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泡立てタイプの洗顔料をお使いなら、泡立てネットはぜひ1つは用意しておきたいアイテムです。100円ショップでも売っています。泡立てネットを使用すると、たっぷりの泡ができて気持ちが良いですよ。

洗い方は、泡を肌の上で転がすように優しく洗います。
手で直接肌に触れると肌への負担が増えてしまいますので、触れないように注意です。ゴシゴシ洗顔は肌への負担が増え、シミが治りにくいどころか、摩擦でシミを増やしてしまう事にも成りかねません。優しく丁寧に洗顔するようにしましょう。

産後のシミのための保湿

シミを目立たなくするには、肌のターンオーバーを整えることが大切です。
ターンオーバーとは、新しい皮膚の細胞ができて細胞が垢となって落ちるまでのサイクルのこと。良いターンオーバーの周期は28日と言われていますが、この周期は早すぎても遅すぎても綺麗な肌にはなりません。

シミや乾燥肌にお悩みの場合、ターンオーバーが早すぎることが多いようです。肌に水分をしっかり与えて、保湿することがターンオーバーの周期を整える近道ですので、保湿はしっかり行いましょう。

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ターンオーバー周期は年齢を重ねることでも変わってきます。理想的なターンオーバーは28日ですが、これは20代のターンオーバー周期。30代は約40日40代になると約55日50代では約75日になってしまいます。
30代以降はスキンケアも気合いを入れないと肌の老化が進みやすくなってしまいます

産後のスペシャル保湿ケア

顔全体に化粧水を付けた後、化粧水を染みこませたコットンを2枚にはがし、シミの気になる箇所にペタっと貼るだけでも化粧水の浸透が良くなります。乳液やクリームを付けたら、その上から5~10分ラップを貼ればエステに行ったような肌に!

シミを残さない健康な肌を作るためには、肌自体を元気にすることが大切です。毎日のスキンケアでシミが目立たない肌を作ってきましょう。

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産後は美白化粧品にも注意!?

シミをケアしたいと思った時に思いつくのは美白化粧品ですが、産後は美白化粧品選びには注意が必要です。美白化粧品と言えば、ビタミンC誘導体ハイドロキノンが有名ですが、ハイドロキノンは漂白作用でシミを消すので、シミ以外の場所に白斑ができたりする可能性もあります。

今はたくさんの試験を繰り返してから化粧品は世に送り出されるので、白斑のリスクも減ってはきていますが、産後の肌はデリケートで通常の肌とは違っていますので、産後1年はハイドロキノンが配合された美白化粧品は使わない方が安心です。

私が産後のシミ対策に選んだのは、産後のデリケートはな肌にも安心して使える『サエル』という美白化粧品でした。ネット上だけでなく、ドラッグストアやデパートに足を運んで成分表とにらめっこしながらやっと見つけたの敏感肌用の美白化粧品なのですが、日焼けNGのモデルさん達の間でも人気の実力派化粧品です。

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産後1年間(&授乳中)は肌がデリケートなので、美白化粧品でシミのケアをする場合には、敏感肌ように開発された美白化粧品を使うと安心ですね。

>>【敏感肌を研究から生まれた】敏感肌でも美白できる超実力派化粧品を使ってみました←こちらで私が実際に使った体験談と購入する前に知っておいて欲しいデメリットを公開していますので、スキンケア選びの参考にしていただければ嬉しいです。

産後のシミはレーザーで改善する?

最近はシミケアを行っている美容外科やクリニックが増えています。美容外科や皮膚科クリニックでのシミケアには、高濃度ビタミンC誘導体でのケア(エステのようなケア)とレーザーでのケアが主流です。

クリニックでの産後のシミ取りは保険適応外になります。自費診療扱いなので、費用も高くなります。かかりつけの皮膚科では、高濃度ビタミンC誘導体エステが1回8,000円です。

シミ取りレーザー治療は、シミの濃さや大きさにもよりますが、相場としては1cmあたり1000円ほどです。ただ、これは1回あたりの照射価格になります。シミの濃さや大きさによっては何回か通うこともありますので、レーザーでシミ治療をする場合には、総額でいくらくらいになるのかも事前に確認しておきましょう。

産後のシミ取りレーザーはいつから施術可能?

産後の肌はとてもデリケートです。レーザー治療でシミ取りをする場合には、肌の調子も落ち着いてる産後1年以上経過してからが理想的です。

今は気になるシミですが、ちゃんとケアしておけば産後の体が落ち着いてくると同時にシミも薄くなっていくことも多いので、産後1年は様子を見ることをおすすめします。授乳中は不可としているクリニックが多いようです。

レーザーでのシミ取りの副作用は?

レーザーでシミを治療した場合、ダウンタイムと呼ばれるレーザーを照射した範囲に赤みや傷が残ってしまう期間があります。私は子供の頃に傷跡をレーザー治療したことがありますが、レーザーを照射してから数ヶ月は元の傷跡よりも赤みが目立っていて、子供ながらにレーザー治療をしたことを後悔していました。

消費者センターのHPを見ていると、「美容クリニックでレーザーでシミ取りをしたら、顔に火傷ができてしまい、ケロイドになってしまった」という相談も寄せられているようです。

レーザーでのシミ取りは医療であるとはいえ、肌質には個人差がありますので、うまくシミが薄くなる人もいれば逆に余計な悩みを背負うことになるを人もいます。シミのレーザー治療を行う際には、そういったリスクも知った上で決断するようにしましょう。

レーザーでシミのケアをするとシミが完全になくなると思っている方も多いのですが、正直メイクをしても気になるくらいのシミの濃さになると、1回のレーザー照射でシミがキレイになくなることは稀です。レーザーでシミ取りの経過としては、何回かレーザーを照射してもらってだんだん薄くなっていき、徐々に気にならなくなっていくと言う感じです。レーザー治療をしたから劇的にシミがなくなるということはほぼないと思います。

病院ではそういった説明もしっかりしてもらえるので、レーザーでのシミ取りが気になる方はまずクリニックで相談してみるのがいいと思います。

まとめ

妊娠中・産後はどうしてもシミができやすい時期です。それに加え、育児での睡眠不足や体調の変化によるストレスで、お肌を正常に保つことが難しくなっています。シミを改善するには、まずは肌の「保湿」が必要不可欠です

その上で、シミの元となるメラニンを作らせない化粧品などを使うことで、産後のシミも徐々に薄くなっていきます。いますぐどうにかしたいシミですが、焦りは禁物。美は1日にしてならずです。保湿で肌本来の力を取り戻し、シミを撃退していきましょう。早速、今日から実践してみませんか?