乳児湿疹と言うと顔にできるイメージが
ありますが、耳に乳児湿疹ができやすい場所です。
「耳の乳児湿疹はケアがしづらく困る!」
というママの声もよく聞きます。
耳にもできた乳児湿疹のケアについてご紹介します。
目次
耳の湿疹で悩んでいるママはたくさん!
乳児湿疹は顔や首にできるイメージが強く、
耳にできると戸惑ってしまいます。
乳児湿疹が耳にできて、困っているママの声もたくさんありました。
耳だけ汁が出はじめました。
耳たぶと耳を折ったときに顔に耳たぶが
くっつく部分だけです。
乾いて治っては繰り返しの日々が
1ヶ月くらい続いています。
Yahoo!知恵袋(https://chiebukuro.yahoo.co.jp/)から抜粋
生後2〜3週頃から2ヶ月半の現在まで
顔と耳のみ赤い発疹とただれ、浸出液で
ジクジクしています。皮膚科受診し薬を処方され3日…
一時良くなりましたが症状は悪化。
最初はミトンをしたり冷やしてみたり、
腕を押さえたりしていましたが、
ストレスなのか常に泣いて眠りも浅く。
今は爪を短く切ってそのままです。
Yahoo!知恵袋(https://chiebukuro.yahoo.co.jp/)から抜粋
1週間前から耳に湿疹がでて
たちまち広がってしまいました。
Yahoo!知恵袋(https://chiebukuro.yahoo.co.jp/)から抜粋
耳の湿疹は治りにくいこともあり、
多くのママの悩みの種になっているようです。
耳に乳児湿疹ができる原因
乳児湿疹ができる場所は
赤ちゃんによってそれぞれ。
生活環境や体質によっても違います。
うちの次男も生後1ヶ月の時に耳がガサガサになり、湿疹ができてしまいました。
肌への刺激
耳の乳児湿疹の原因の多くは、皮膚への刺激やムレです。
赤ちゃんはよくタラ〜っと
口からミルクやヨダレが出ていますよね。
赤ちゃんは顔を横にして寝ていることも多く、
口からこぼれたミルクやヨダレが耳に付いて刺激になって、乳児湿疹ができてしまいます。
耳まで垂れた事にすぐに気がつき
拭いてあげられればいいのですが、
夜中寝ている時などヨダレが垂れても気づかない事はよくあります。
赤ちゃんに向きグセはありませんか?
向きグセは赤ちゃんが同じばかりを好んで
向いている状態です。
向きグセがある場合も下になって
布団と接している方の耳がムレ、
乳児湿疹ができやすくなります。
肌の乾燥
耳は常に外気に触れているため、とても乾燥しやすいです。
でも、入浴後に耳の保湿に気を配る人は少ないと思います。
寝ている時間の長い赤ちゃんの耳は、
枕や布団、タオルなどに触れている時間が長いので、
乾燥したカサカサ耳はちょっとした刺激でも湿疹ができてしまいます。
乳児湿疹が耳にできた時の対処法
まずは耳を清潔に
耳は汚れが溜まりやすく、
簡単に汚れが落ちにくい部分。
入浴時には、硬く絞ったガーゼでよく拭いて
あげるといいですね。
湿疹ができている時には、
ガーゼに石鹸を付けて耳を洗ってあげるのも効果的です。
ガーゼで優しく拭いてよく石鹸を落とし、
耳の中に水が入らないように注意しましょう。
入浴後は、綿棒でよく耳の外側の部分も
キレイにしてあげたいですね。
耳も保湿
乳児湿疹対策には、保湿が欠かせません。
顔だけでなく、耳にも保湿ローションや
保湿クリームを塗ってあげましょう。
保湿ローション後にワセリンをプラスすると
バリア機能アップで外的刺激を和らげることができます。
ワセリンはドラッグストアでも購入できますし、
小児科を受診すれば処方してもらえます。
ワセリンはベタつくので、
少量を伸ばしてあげる程度で大丈夫です。
耳の乳児湿疹は予防できます
今は「耳の湿疹が治らなかったら…」と、
ママもナーバスになっているかと思いますが、
乳児湿疹は保湿ケアの徹底で
ほとんどの場合良くなりますし、
アトピーに移行する子もごく少数です。
新生児から保湿ケアをしてあげることで
アトピーやアレルギーを予防できることも
わかっています。
ぜひ今日から耳も保湿ケアをしてあげてください。
耳の保湿ケアをする時には、
市販のベビーローションやベビークリームを
使用すればOK。
ただ、赤ちゃんでも安心の高保湿ローションを
使ってあげると乳児湿疹が治りやすかったです。