妊娠6ヶ月になるとお腹の膨らみも目立つようになってきてきます。胎動も感じる方もいて、お腹の我が子の成長に嬉しさを感じる時期です。ただそれと同時にやってくるのがお腹のかゆみ…。
お腹が大きくなりお腹の皮が引っ張られるようになる妊娠6ヶ月頃から、お腹が乾燥でカサカサしたり、かゆみが出たり、妊娠線で出来始める方が増えてきます。
妊娠6ヶ月からのお腹の乾燥でかゆい時のケアをご紹介します。
目次
妊娠6ヶ月のお腹の乾燥は要注意!?放っておくと取り返しのつかないことに…
妊娠6ヶ月頃に感じるお腹の乾燥は、肌からのSOSサインです。
お腹の乾燥した状態を放っておくと、
妊娠線が出る前に、お腹の乾燥やお腹のかゆみを感じたという方も多いです。今のお腹の乾燥やかゆみは今ケアしておかないと、妊娠線が出来てしまう可能性が高まります。
妊娠線は一度できてしまうと消えません。時間と共に薄くなってはいきますが、完全に消えることはないんです。妊娠線は『命をかけて子供を守った勲章』とも言われますが、できないに越したことはないものです。
体質にもよりますが、初めて妊娠した方はお腹の伸びに体が適応しにくい状態ですので、妊娠線もできやすいです。
お腹の肌が乾燥しているということは、既に黄色信号。今日からすぐにお腹の保湿を初めてみてください。
私の友人に妊娠中に
「妊娠線なんて気にしない!どうせ水着着たりする機会もないし別に良いよ〜」
と言っていた子がいますが、子供が大きくなってきて温泉に行った時に妊娠線の存在が心から憎いと思ったと言っていました。ミミズが這ったようなお腹はとてもじゃないけど出せないと。子供からも
「ママのお腹にはなんで線があるの?」
なんて聞かれるようで、無邪気に聞いてくる子供にイラっとしちゃうんだ…と、相当妊娠線がコンプレックスになっている様子です。数年後、後悔しないためにも、妊娠6ヶ月の今からお腹のケアは十分にしておいてください。
お腹の乾燥はケアの仕方で改善されます
ゴシゴシ洗わない
体を洗う時にゴシゴシ洗っていませんか?かゆいと感じていると特にかいたり、ゴシゴシと洗いたくなるのですが、妊娠中の肌はデリケートなので絶対にゴシゴシ洗いはNGです。
スポンジやボディタオル、ボディブラシを使って体を洗っている方もいるかと思いますが、妊娠中は手で洗うのがおすすめです。たっぷりの泡を立てて、手で泡を身体中に広げるイメージで洗ってみてください。
赤ちゃんに話しかけながら、お腹も優しく泡で包んであげるようにしましょう。
1日2回は保湿
お腹の保湿は1日2回以上するようにしましょう。
基本は朝と夜。日中もお腹のかゆみが気になる時には、かいてしまう前に保湿クリームを塗るようにするとかゆみが治ります。入浴後は5分以内にお腹の保湿をするようにすることを心がけてください。
外出中もボディクリームなどを持ち歩くのがベストです。お腹のかゆみは場所を選ばずに突然やってきますので、いつもバッグに保湿クリームを忍ばせておくと安心です。トイレに行ってお腹の保湿をすればかゆみは治ってきます。持ち運びには100均の詰め替えボトルなどを活用すると便利です。
妊娠中のお腹のケアはどのタイプの保湿剤がいいの?
保湿クリーム・ボディバター・ボディローションなど、保湿剤も色々なタイプがあります。妊娠中のお腹のケアは妊娠線クリームを使わないといけないと思っている方も多いですが、実際にはそんなことはありません。
正しい洗い方と保湿ができていれば、妊娠線を防ぐことができますので、あなたの好みにあった保湿剤を選んでケアするのが一番です。
ただ、妊娠中の肌の乾燥は思っているよりも強敵です。普段よりもこってりした保湿クリームなどを使って、保湿強化レベルを最上級にあげてみてください。
妊娠線クリームには、妊娠中の肌に不足しがちな成分を豊富に配合していたり、妊娠中にも安心の成分構成で作られていますので、どのタイプの保湿剤を選べばいいのか悩んでしまうようなら、妊娠中のお腹のケアは妊娠線クリームにお任せするのも簡単で便利です。
ベタつくのは苦手…という方は高保湿のオールインワンゲルをボディークリーム代わりに使うのもいいですよ。私はメディプラスゲルという高保湿の無添加ジェルをボディクリーム代わりに使っていましたが、夏でもベタつかずに使えてよかったです。プッシュ式の小分けボトルに入れていつも持ち歩いていました。
(出産してからは新生児からのボディーケアに使っています。多くの赤ちゃん用の保湿クリームを使ってみたけど、メディプラスゲルが一番子供の肌の調子が良かったのでこれに落ち着いています。)
【ママ達の体験談】妊娠6ヶ月、私もお腹のかゆみに苦しみました!
私(さくら)も妊娠6ヶ月でお腹の膨らみが目立ってきた頃、お腹の乾燥とかゆみに悩まされました。急にお腹がこなを吹くほど乾燥しだしたかと思ったら、かゆみが出てきました。
かかないようにしているつもりでしたが、寝ている間に無意識にかいていたようで朝起きると引っかき傷ができている始末。お腹の皮が剥けてきてしまい、妊婦健診でもエコーをしながらお医者さんに「保湿して〜」と言われていました。
病院ではワセリンとユベラ軟膏を処方してもらいましたが、どちらもベタついて服にベタベタくっつくので使いにくい。
とにかく妊娠6ヶ月は肌の不調との戦いの日々でした。
ママ友に聞いたりネットで調べてみたところ、私以外にも妊娠6ヶ月でお腹の乾燥・かゆみ・妊娠線で悩んでいたママはたくさんいました。そんまママの声を集めてみましたので、ご参考にしてみてください。
胎動を感じた妊娠6ヶ月頃に妊娠線ができてしまいました。姉が「妊娠線はあまり気にしなくても大丈夫」と言っていたので間に受けていたら、まんまと妊娠線ができてしまいました。もともと乾燥肌気味だったのでしっかりと保湿するべきでした…ショックです。
私は妊娠6ヶ月頃からお腹が乾燥がガサガサになってきました。2人出産していますが、2人目よりも1人目の方がひどかったです。シアバターを使ったり、オイルを使ったりもしましたがベタつくのが嫌で断念。結局ドラッグストアで買った安いボディクリームを1日に何回も保湿クリームを塗って乗り切りました。
1人目の時にはお高い妊娠線クリームを塗っていましたが、くっきりと妊娠線ができました。2人目はニベアを大量に塗り込んでいたおかげか、妊娠線はまぬがれました。高い妊娠線クリームをケチってちびちび塗るなら、安い保湿クリームや保湿ジェルを大量に塗ったほうがいいと思います。化粧品と一緒です。
お腹が乾燥して痒くなってしまったのでマタニティクリームを使ったら、逆に乾燥やかゆみがひどくなりましたが、敏感肌用の保湿クリームを使ったらだいぶ良くなりました。マタニティ用のクリームでも肌に合わないものもあります。マタニティクリームにこだわるよりも、自分の肌にあった保湿クリームを使ったほうがいいと思います。
妊娠中6ヶ月にパックリと肉割れが出ました。かゆいなぁと思ってみたら、見事な妊娠線ができていました。友人は全くお腹のケアをしていなかったのに妊娠線はできなかったそうです。体質もあるのだと思います。
妊娠中の肌トラブルはすぐにケア
妊娠6ヶ月はお腹の肌のトラブルに見舞われやすい時期。乾燥を放っておくと妊娠線に繋がってしまうので、乾燥やかゆみを感じたら早急に保湿ケアを強化した方がですね。