産後に産毛が濃くなることはよくあることらしいのですが、私の場合は鼻の下とアゴの産毛が濃くなりました。もう産毛を通り越してヒゲです。
ママ友に話すと、「あぁ!わかる!もうヒゲの域だよね!」と賛同してくれる人が多かったのが意外でした。
私の経験とママ友の体験談から、産後のヒゲが濃くなった時の対策をご紹介します。産後のヒゲにお悩みのあなたのお役に立てれば幸いです。
目次
【安心して!】産後にヒゲが濃くなったのはあなただけじゃありません
産後のヒゲ対策をお話しする前にひとつだけお話しさせてください。産毛が濃くなってヒゲの域になってくると、かなり精神的にこたえます。
私も「子供を産んだら女じゃなくなるのか…」と地味にへこみましたし、ママ友の話を聞いても「ダンナにヒゲを指摘されて恥ずかしかったよぉ」「ヒゲを剃ってる時間もないしマスク生活してたよ」という答えが返ってきました。
産後に突然ヒゲが生えることは、よくあること。あなただけじゃありません。少なくとも私はヒゲが生えました。あなたの仲間です。
そして、対策すればヒゲはちゃんと産毛に戻ります。落ち込み過ぎず、ちょっと気楽にお付き合いいただければ嬉しいです。
前置きが長くなってしまいましたが、早速産後のヒゲ対策をお話しさせていただきます。
産後のヒゲ対策!私はこうケアしました
自宅でヒゲをケアする方法としては、自宅で使える脱毛器を購入してヒゲの脱毛をする方法と、脱毛まではいかないけれどヒゲを細く薄くしてヒゲから産毛くらいに戻す方法があります。
もちろん脱毛をする方がキレイになりますが、産後の忙しい中で脱毛をする時間を取るのは難しいですし、脱毛サロンでも授乳中は脱毛できないように家庭用脱毛器も基本的には授乳中の使用はできません。ただ、このあたりは自己責任として使えてしまいますが、私の経験上辞めておいた方が無難です。私は家庭用脱毛器でヒゲの処理をしようとして肌に赤みが出てしまいました。(数万円もしたのに…涙)
産後のこの時期のヒゲ対策として私がおすすめするのは、ヒゲから産毛に戻す方法です。
カミソリで剃らない
まず鉄則はカミソリで剃ってはいけないということです。カミソリは肌への負担が大きいので、ヒゲはどんどん濃くなってしまいます。いまの時期の肌への刺激はご法度。
顔用であっても、カミソリの使用も辞めた方が安心です。
剃る場合には、フェリエなどの顔用シェーバーを使うと肌への負担が少なく剃ることができます。フェリエは3000円くらいから買えますし、電気屋さんに行くと1000円以下でも顔用シェーバーを購入することができます。安いシェーバーは替え刃の手配が面倒だったりという難点もありますが、ネットで探せば買えますし、使用感もフェリエには叶わなくてもカミソリを使うよりはずっとマイルドにヒゲの処理ができます。
電気シェーバーなら石鹸も必要ないので、気になった時にささっとケアできるのも便利です。
できる限りストレスを減らす
産毛がヒゲ化する大きな原因はストレスです。ストレスが蓄積すると男性ホルモンが増えてしまい、産毛がヒゲに変身してしまうことがあります。男性ホルモンのせいで、ヒゲと一緒に母乳の出が悪くてなることもありますので、できる限りストレスを溜めない生活を心がけることが大切です。
そうは言っても育児で忙しい中、ストレスを溜めない生活というのは難しいものがありますよね。
できるだけ周囲に協力をお願いして、1日の中で少しでもあなたが1人でリラックスして過ごせる時間を作るようにしてみてください。
実は私は完全なるワンオペ育児でした。主人が帰ってくるのは夜中。上の子こともやりつつ、全部一人で抱えていました。そんな中での私のリラックス方法は、子供が寝ている間のティータイムでした。
小さなチョコレートとお気に入りのカップにハーブティーを入れて、イヤホンで好きな音楽を聴きながらぼーっとする時間だけが自分の時間であり、唯一のホッとできる時間。どんなに眠くても、家事がたまっていても、この時間をとるようにしてから、イライラすることが減ったように思います。
ぜひあなたのリラックス方法を模索してみてください。
軽い運動で血行をよくする
「ヒゲと運動がどう関係するんじゃい!」とツッコミをいただくかもしれませんが、軽い運動は女性ホルモンを増やすには効果的です。産後ヨガなどに通っていいですし、家の中で育児しながらもできる運動はあります。
私がやっているのは、赤ちゃんを抱っこしながら座って脚を開き左右に体を傾けてストレッチしたり、抱っこしながらスクワットしたり、抱っこしながらお腹に力を入れて背筋をピンっと伸ばしてみたりです。
たったこれだけのことですが、ちゃんとした運動効果があります。
運動と聞くと固く構えてしまいがちですが、ようは生活の中でなかなかしない動きをすればいいだけです。1時間に1度立ち上がって思いっきり伸びをするだけでも血流がよくなりヒゲ撃退に必要な女性ホルモンが活性化しやすくなります。
保湿を強化
ヒゲを産毛に戻すには肌の状態を健康にすることが必須です。本来ならば産毛でいいところをヒゲにしてしまった原因の1つは肌のコンディションが悪いことも挙げられます。保湿がたっぷりされた肌は、肌の機能も正常に戻るのでヒゲを産毛に戻すには最重要事項です。
恋をする
昔から恋をすると女性ホルモンが増えると言われますが、どうやらこれは本当のことのようです。正確にはドキドキすると女性ホルモンが増えます。
ドキドキするときにはドーパミンという物質が出ますが、ドーパミンを出すときには女性ホルモンの一種であるエストロゲンを出す部分を刺激するので、結果的に女性ホルモンが増える仕組みになっています。
あえて恋と言いましたが、実は恋である必要はないようです。とにかくドキドキしたりワクワクしたりすればいいそうです。これを知って私は安心しました。今や夫は私の天敵。育児参加の”い”の字も感じさせない私にワンオペ育児を強いる張本人ですから、すぐに恋心を復活させよと言われても難しいです。
でも、ドキドキやワクワクなら意外と簡単。子供が寝たときに恋愛漫画を読んでキュンキュンしてみたり、推理小説を読み進めてハラハラしてみたり、たとえ何分かあってもドキドキの時間を意識してみてください。ヒゲ撲滅のために旦那さんと仲良くするものありですよ。
(先日仕事から帰ってきた夫に抱きついてみたら「なに!?」とすごくビックリされました。「ヒゲをやっつけるためにね…」と説明すると「なんだその理由!」と失笑しながらも、なんだか嬉しそうでした。)
食事で女性ホルモンを増やす
女性ホルモンと似た働きをするのがご存知『大豆イソフラボン』です。
豆腐や納豆はカロリーも少なくて母乳にも産後ダイエットにもいい食材ですので、積極的に食べたいですね。豆乳を積極的に飲む方もいますが、私は豆乳をそのまま飲むのは苦手なので、鍋にしたり味噌汁に入れたりしています。(豆乳入りの味噌汁って美味しいんです。)味噌からも大豆イソフラボンは摂れますので、1日1回は味噌汁を飲むようにしています。
我が家では、冷蔵庫にある野菜と豆腐を片っ端から入れた具だくさん味噌汁が定番です。栄養バランスもよくて、女性ホルモンにもいい、家族の健康にもいい。日本人の食卓は比較的大豆イソフラボンが摂りやすいですね。日本人でよかったです。
産後はこまめにヒゲを剃る時間もないですよね…
産後は昼夜問わずの育児が続くので体力も限界でフラフラ。そんな状態でもヒゲは生えてきますが、正直ヒゲを剃ってる時間もないですよね。少なくも私は、時間があるなら少しでも寝たかったです。
最近は脱毛サロンで口元の脱毛もできるようになりましたが、授乳中はどの脱毛サロンも脱毛をすることができません。つまり根本的に解決したくても、自分でケアするしか方法はないのが現状です。
夫に子供を預け半年ぶりに行った美容院である雑誌を発見しました。その雑誌に書かれていたのは「ヒゲに深刻に悩む女性が急増している」という記事。共働きやワンオペ育児で昔よりも女性のストレスが増加し産毛がヒゲ化してしまう現象に悩む方が増えているのだそうです。どうやら女性のヒゲは産後だけではなく、社会問題化している悩みのようです。
そこで紹介されていたのが、女性のヒゲを薄くするためのクリームでした。女性ホルモンに働きかけヒゲを目立たないレベルの細い毛に変えるクリームです。昔から「女性ホルモンに似た働きをもつ豆乳ローションがムダ毛にいい!」なんて話を聞きますが、その理論の進化版のようです。
洗顔後に塗るだけなら家庭用脱毛器のように30分も時間を拘束されませんので、育児中でも使うことができるかぁと思い早速帰ってからスマホで探して購入しました。
女性のヒゲ対策クリームを使って2ヶ月。ヒゲからちょっと濃い産毛くらいまでにはなりました!毛の濃さはもう少し続けないと変わらないのかもしれませんが、シェーバーで剃ってから毛が生えて来るまでの時間は長くなりました。
ちょっと前までは毎朝シャーバーでのお手入れをしないと青髭みたいになってしまい、恥ずかしくてスーパーにもいけませんでしたが、今は週に1回くらいシェーバーでささっと剃るくらいでヒゲが目立ちません。毎日のシェーバーが週1回になっただけでも、かなり時間的にも精神的にもラクになりました。
洗顔後に化粧水ついでに塗るだけなので、面倒ではありますがそこまでハードルは高くないと思います。顔全体に塗るのは面倒ですが、ヒゲが気になる部分(私の場合は鼻下とアゴ)に塗るだけなので10秒もあれば塗り終わります。10秒くらい赤ちゃんを泣かしておても、安全さえ確保できてれば大丈夫です♪
このまま悩んでいても何も変わりませんので、1度は試してみてもいいかもしれませんね。
産後の肌はデリケートなので、妊娠前から使っていた化粧品が肌の負担になってヒゲ化の要因の1つになっている可能性もあります。妊娠中や産後は、成分にもこだわって化粧品を選ぶと肌トラブルも防げて安心です。一度、今お使いの化粧品の成分表示を見てみてください。本当に”肌にいい”化粧品ですか??
*無料で化粧品成分診断もやっています。お使いの化粧品の成分について知りたい方はお気軽にどうぞ☆