美白化粧品は肌が乾燥する!?乾燥させない使い方【100の口コミ調査】

シミやくすみケアと言えば美白化粧品。美白化粧品は頼もしいアイテムですが、「肌が乾燥する」「肌がガサガサになった」と感じている方も多いです。

美白化粧品で肌が乾燥する原因と、100の口コミを調査してわかった美白化粧品を使いながら肌の乾燥を防ぐ方法をご紹介します。

目次

美白化粧品で肌が乾燥する原因

美白化粧品の代名詞とも言える成分がビタミンC誘導体。シミに効果的な成分として一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?ほとんどの美白化粧品に配合されているビタミンC誘導体ですが、このビタミンC誘導体こそが肌が乾燥する状態を作り上げている張本人なのです。

ビタミンCがシミに効果的だということはかなり前から研究でわかっていましたが、ビタミンCは安定性に欠けるため化粧品に入れることができませんでした。そこで登場したのがビタミンC誘導体。

ビタミンCを酸化しにくく、肌にも浸透し安い形にしたのがビタミンC誘導体です。ビタミンC誘導体の登場によってシミのケアは飛躍的に発展したのは間違いありません。

シミに万能だと思われがちなビタミンC誘導体ですが、実は重大な副作用があります。それが肌の乾燥です。

ビタミンC誘導体には肌の皮脂の分泌量をコントロールする働きがあります。普段から皮脂が多めのオイリー肌の方にとっては肌の調子も整うので嬉しい作用なのですが、肌が乾燥ぎみの方にとっては肌の乾燥を加速させてしまうことも招きかねません。

ビタミンC誘導体の濃度が高くなるほどシミへの効果も高くなるように思われがちですが、ビタミンC誘導体の濃度が上がれば上がるほど肌は乾燥しやすくなるので、美白化粧品を使う時には注意が必要です。

肌の乾燥が進むとバリア機能は低下する

シミをケアしたいからと美白化粧品をたっぷり使ってしまうと、肌が乾燥してしまうこともあります。肌が乾燥すると肌のバリア機能が低下して、紫外線の影響を受けやすい肌になってしまいます。

シミ対策の基本は肌の保湿です。肌が乾燥する状態ではいくら美白化粧品を使ってもシミは増える一方で根本的な解決にはなりません。

シミのケアに美白化粧品を使って「肌が乾燥する」と感じる場合には、一旦美白化粧品の使用を中止して見ると肌の乾燥が落ち着くこともあります。

100の口コミからわかった!肌を乾燥させない美白化粧品の使い方

 「美白化粧品を使ってシミは対策したいけれど、肌を乾燥するのは防ぎたい!」というのが多くの女性の願いですよね。

口コミを見ると、皆さん工夫をしながら上手に美白化粧品を使いこなしていました。100の口コミを調査してわかった美白化粧品でシミ対策を行う方法をご紹介します。

美白化粧品を使う前にブースター化粧品を使う

美白化粧品を使う前に保湿系のブースター化粧品を使うという方もいます。洗顔後の肌にブースター化粧品を付けてから美白化粧品を使うことで、美白化粧品のデメリットである乾燥を防ぐこともできます。

美白化粧品に限らず、保湿メインのスキンケアをする場合にもブースターを使うと、その後の化粧品の浸透がよくなるので試してみてください。

スプレータイプの天然ウォーターで保水

ドラッグストアでも見かける「アベンヌウォーター」などのスプレータイプの化粧水を美白化粧品を使う前にたっぷり浸透させておくという方も多いです。

アルガンオイルは高保湿ブースター化粧品!?

より保湿を強化する方にはアルガンオイルをブースター化粧品として使うのもおすすめです。オイルを先に付けてしまったらその後の化粧水が肌に入らないのでは?と思われるかもしれませんが、不思議なことに重度の高いアルガンオイルは化粧水前につけることで目にわかるほど化粧水の浸透がよくなります。ベタつきもなく、ビタミンEの補給にもなるので、美白用ブースター化粧品として重宝します。

美白化粧品はピンポイントで使用する

美白化粧品を使う時は顔全体を美白化粧品でケアする方が多いと思います。ただ、シミも顔全体が気になる訳ではなく、頬の高い部分や目元のみシミが気になる、鼻の頭のそばかすのみが気になるという方も多いはず。

美白化粧品は肌が乾燥するので、顔全体を美白化粧品でスキンケアしてしまうともともと皮脂の少ない頬や口元、目元は乾燥しすぎてしまいます。

肌の乾燥すると感じる時には、顔全体に美白化粧品を使うのではなくシミが気になる箇所にピンポイントで使用するのがいいですね。シミが気にならない場所は保湿重視のケアにするのがポイントです。

化粧水、乳液、クリームを場所によって使い分けるのはちょっと面倒なので、美白美容液などでケアする方が使いやすいかもしれません。

保湿効果の高い美白化粧品を使う方法も

多くの方は美白化粧品での肌の乾燥をカバーするために、もう1つアイテムをプラスしていました。

でも、さらにブースター化粧品を追加したり、美白化粧品をピンポイントで使ったりするのは面倒ですよね。私は面倒くさがりなので、できれば時短でシミのケアができれば理想的だと思っています。

私のように面倒くさがりの方は、最初から保湿効果の高い美白化粧品を使うのも選択肢の1つです。

中にはビタミンC誘導体の乾燥をカバーするための保湿成分をふんだんに使っている美白化粧品や、ハイドロキノンを使用した美白化粧品もあります。ただ、ハイドロキノンはシミへの効果は強力ではありますが、肌が脱色されたようになる白斑や発ガン性の副作用も懸念されていますので、医師の指導に基づいてのみ使用するようにしたいものです。

肌が乾燥する方には、シミへの有効成分としてアルブチンを使った美白化粧品がおすすめです。

アルブチンは、シミの元になるメラニンの生成の材料となるチロシナーゼに直接作用してシミの原因を作らせないという働きがあります。「シミの元を直接ブロック!」と何かのCMのようなキャッチフレーズを付けたくなる成分がアルブチンです。

アルブチンは厚生労働省から美白成分として認可されている成分。つまり、国のお墨付きをもらった成分です。

ただ、アルブチンはシミを作らせない・濃くしない成分です。つまり新しいシミはできにくくなるけれど、既にあるシミには効果は薄いとも言い換えられます。濃いシミには、ピンポイントにビタミンC誘導体の配合された美容液を付けた方がシミが薄くなるのは早いです。

ただ、アルブチンで新たなシミを抑制しておけば、保湿のケアの徹底でターンオーバーを整えることによって既存のシミは薄くなります。

子供の頃って、日焼けをしてもシミにならなかったですし、肌は黒くなってもすぐに白く戻りましたよね。本来、肌には自分でシミを薄くする力があります。ターンオーバーが乱れ、肌の力が弱まった結果がシミなんです。これからシミを作らせないケアと保湿ケアで肌の力をパワーアップさせてあげれば、シミは改善することができます。

美白化粧品で肌が乾燥する状態では肌のターンオーバーは乱れるばかり

人気や話題性のみで美白化粧品を選ぶのではなく、あなたの肌の状態に適した美白化粧品を選ぶことが真の美白の近道です。

美白化粧品での乾燥対策【まとめ】

  • ビタミンC誘導体は肌を乾燥させる
  • 肌の乾燥は新たなシミの原因になる
  • 美白化粧品を使う前に保水やブースター化粧品を使用する
  • アルガンオイルをブースター代わりにするのもいい
  • 美白化粧品はシミ部分のみピンポイントで使う
  • アルブチン配合の美白化粧品を使う

 

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