眠る赤ちゃん

化粧品で効果を感じたママは、赤ちゃんの肌あれ対策として自分の化粧品で良くならないか考えますね。自分が効果を感じたものなら尚更赤ちゃんにも良いのでは?と考えます。ツヤ肌先生さくらもそうです。

オルビスのエイジングケアライン「オルビスユー」ですが、こちらは赤ちゃんが使用して安心な基礎化粧品なのでしょうか?

答えは「NO」です。オルビスユーは大人の肌には効果を与えますが、赤ちゃんの肌には向きません。

オルビスユーが赤ちゃんに向かない理由

ピンクのチェックマークメチルパラベンが使用されている


オルビスユーは、化粧水・夜用保湿液ともにメチルパラベンという成分が使用されています。パラベンは厚生労働省から肌に刺激を与えるため使用量が規制されている成分です。もちろん使用されている量は規定内ですが、赤ちゃんの皮膚は薄く、敏感なのでパラベンが使用されている化粧品の使用は避けた方が安心です。

赤ちゃんに使用する場合、香料・防腐剤・着色料なども不使用の化粧品が安心です。ベビー用として販売されている化粧品にも、香料やフェノキシエタノールという防腐剤が含まれていることが多いので、注意したいですね。

* オルビスユーの日中用保湿液にはメチルパラベンは使われていませんが、フェノキシエタノールが含まれています。

 

ピンクのチェックマークHSPは赤ちゃんには不必要


オルビスユーの最大の特徴のHSP(ヒートショックプラテイン)ですが、この成分はダメージを受けた酵素を活性化することで肌の回復を行います。

しかし、赤ちゃんの肌荒れは、肌の酵素がダメージを受けて肌の再生力自体が落ちているというよりも、保湿が十分でないため肌が荒れてしまっている事がほとんどです。そのため、赤ちゃんの肌荒れで小児科を受診しても、ほとんどの場合保湿剤を処方して頂くだけです。

赤ちゃんの肌は肌の再生力は十分です。保湿さえしてあげれば、すぐに元気な肌に戻る力を持っています。そのため、HSPは赤ちゃんには不必要な成分といえます。
赤ちゃんには、肌に優しく保湿に重点をおいた化粧品を使ってあげると良いですね。

 


ツヤ肌先生さくらのまとめ

オルビスユーは赤ちゃんの肌荒れに使用するのは避けた方が安心です。

赤ちゃんの肌はデリケートなので、肌への優しさを選ぶ基準にしましょう。赤ちゃんの肌はすぐに荒れてしまいますが、正しいケアさえしてあげれば肌の回復も早いものです。赤ちゃんの肌あれを見ると痛々しくてママが動揺しがちですが、まずはひと呼吸おいて化粧品の「成分」を見てみましょう。赤ちゃんのお肌を守ってあげられるのはママだけです。

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