妊娠中のスキンケアはオーガニック?【知っておきたい効果と危険性】

肌に優しいイメージがあり、妊娠を期にスキンケアをオーガニックに替える方も多いものです。しかし、オーガニック化粧品でスキンケアをする時には注意しなくてはいけないこともあります。

この記事では、妊娠中にオーガニックのスキンケアを行う時の効果と危険性を、わかりやすく解説しています。

目次

妊娠中のオーガニックスキンケアの効果

妊娠中はホルモンバランスの変化により、肌がデリケートになりやすい時期です。また、化粧品の成分は肌からも多少は体内に吸収されますので、お腹の赤ちゃんの健やかな成長のために化粧品にもこだわる方も増えています。

オーガニックでのスキンケアの感が方の基本は、肌力をあげてキレイな肌に導くことです。
そのため数日で肌が劇的に変わるというよりは、じわじわと肌本来の力を取り戻していくという効果の感じ方をする方が多いです。でも、結果的にはオーガニックのスキンケアでの、肌に必要なものだけを与えてあげるというシンプルケアで肌がキレイになっていくのが不思議です。

自然体の肌のキレイさ、素肌になった時の透明感がオーガニック化粧品でのスキンケアを続けた時の最大の効果だと感じています。

特に妊娠中は肌が敏感肌に傾くので、今ま愛用してきた化粧品が急に合わなく感じたり、すっかりお手入れしているはずなのに肌荒れを感じる方が増えます。

そんな時に、肌力の底力をアップさせてくれるオーガニック化粧品は頼もしい相棒になります。

敏感肌対策のためにいくら植物由来の成分が多く入った化粧品を使っても、原料の植物が農薬バリバリのものを使用していたら、その植物成分にも必然的に農薬が入りこんでしまいます。肌に毎日毎日農薬を塗りたくって、肌がキレイになるはずがありません。お腹の赤ちゃんにも直接大きな影響は無いにしても、決して良い影響は与えません。

妊娠中は肌荒れしやすいからこそ、化粧品の成分にまでこだわった化粧品選びをすることをおすすめします。

妊娠中にオーガニック化粧品を試した人の口コミ

実際に妊娠中のスキンケアをオーガニックにした方の、肌への効果の口コミをご紹介します。

笑う

最初はプラスして何かを付けたい物足りなさも感じましたが、使っているうちにオーガニック化粧品だけで十分潤う肌になってきました。肌が元気になったように思います。

笑う2

オーガニック化粧品を使い始めてから、肌荒れを感じることが少なくなりました。肌に負担のないスキンケアをしているおかげなのかなぁと思っています。

笑う

オーガニックと言っても色々あるので、自分の肌に合うものに出会うまでは大変でした。でも、一回自分の肌にハマるものを見つけてからは、元の化粧品には絶対に戻れません。使用感もいいですし、香りも自然の香りでリラックスできます。肌の透明感もアップして、すっぴんでも出かけられる自信を取り戻せました。

中にはオーガニックのスキンケアに変えてから最初は物足りなさを感じたり、使用感に慣れない方もいました。確かに、オーガニック化粧品は今までのケミカル化粧品とは違った使用感だと思いますので、最初は違和感を感じるかもしれません。

でも、使っているうちに肌自身が元気になっていくのを感じられ、たまに今までのスキンケアに戻した時に、ケミカル化粧品の刺激の大きさに気づく方も多いです。

妊娠中のオーガニックでのスキンケアに潜む危険性

オーガニック化粧品なら何でも安心で肌に優しい訳ではないことを知っておいてください。妊娠中のオーガニックでのスキンケアにはどんな危険性があるのか、注意したい点についてご紹介します。

オーガニック=マイルドとは限らない

精油はクレオパトラも愛用していたという程歴史の長い美容アイテムではありますが、それと同時に漢方で知られるように薬として使用されるなど、強い作用を持つのも植物エキスの特徴です。日本でも、一昔前までは旧薬事法によって、薬として扱われていた植物エキスもあります(カモミールなど)。

正しく選べば効果も高いオーガニック化粧品ですが、「オーガニックだから、植物由来だから」と安易にスキンケアを選ぶのは危険も潜んでいます妊娠中は特に気をつけて吟味する必要があります。

妊娠中はNGの成分もある

妊娠中にはNGの精油もあります。妊娠中に気をつけたい化粧品成分についてもまとめているので、詳しく知りたい方はこちら↓も読んでみてください。

 

オーガニックは分かりづらい

そもそもオーガニック化粧品には決まった定義がありません。

オーガニックやボタニカルという言葉が使われている化粧品を見ると、「あっ!肌に優しそう!」というイメージを持つかと思いますが、日本ではまだまだオーガニックという言葉を使うことへの決まりがないのが本当のところ。

簡単に言えば、オーガニックと書かれていて、精油や植物エキスがたくさん使われていても、添加物も一緒に配合されてもオーガニックとボタニカルという言葉を使うことができてしまうのです。実際、成分表示を見てみるとオーガニックとは言い難い成分でできている化粧品も見られます。

妊娠中のオーガニック化粧品の選び方

妊娠中にオーガニックでのスキンケアをしてみようと思ったとき、選びたくなるのが話題のオーガニック化粧品や知名度の高いオーガニック化粧品です。でも、話題のスキンケアが本当の意味でのオーガニック化粧品とは限りません。

日本ではまだオーガニック化粧品の規定がないので、基準が曖昧です。しかし、、ヨーロッパやアメリカ、オーストラリアではオーガニック化粧品と名乗るための細かい規定が決まっています。

オーガニック化粧品選びに迷ったら、海外のオーガニック認証機関の認証を受けているかを1つの指標にしてみるとわかりやすいと思います。特に、オーガニック先進国であるフランスのオーガニック認証機関エコサートは、きっちりと認証規定が決まっていますので、世界的に信頼のあるオーガニック認証機関です。

日本でもしっかりとした基準で作られている化粧品は、エコサートの認証を受けているものが多いです。オーガニック妊娠中のオーガニック化粧品選びをするときには、エコサート認証であるかを確認してみると安心かと思います。

ボタニカルとオーガニックは違う

ボタニカルとオーガニックはどちらも肌に優しいイメージがあります。この2つ、似ているようですが、実は意味が違います。

ボタニカル:植物由来の成分が使われているもの
オーガニック:有機栽培された植物が使われているもの

そして、どちらもその言葉を使うには、配合量は関係ありません。本当に肌のことを考えて化粧品を選ぶならば、ボタニカル化粧品ではなくて、オーガニック化粧品を選ぶようにした方がいいですね。

 

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