30代になると20代までのようにちょっと寝れば肌も回復!なんてわけにはいきません。毎日の積み重ねが大事になってくる30代のスキンケアですが、30代は育児真っ只中の年齢。ママがスキンケアにかけられる時間は限られています。
育児中でクタクタのママでも、簡単にキレイが手に入るスキンケア方法をご紹介します。
目次
育児中の30代ママのスキンケア!3つの極意
とにかく肌に水分を!
30代の育児ママの肌は乾燥しやすいです。スキンケアに時間がかけられないだけでなく、子供に付き合って外に出る機会も増えるので外的刺激によって肌は乾燥しやすくなります。さらに紫外線や日光からのダメージもあり、肌の内部はどんどん乾燥してしまいます。
女優さんはどんな時にも日傘を忘れませんが、日傘は日焼け対策だけなく乾燥対策にもなっているのです。
そんなことを言っても育児中のママがいつも日傘をさすのは大変なことです。公園の中を走り回る子供を日傘をさして一緒に走り回ったら他の方の邪魔にもなりますし、ちょこまかと走る子供には追いつけません…。
日焼け対策は帽子と日焼け止めに任せて、とにかく肌が乾燥する前に肌に水分を入れる習慣をつけておくといいと思います。
芸能人にも愛用者が多いアベンヌウォーターなど、手柄に肌に吹きかけられるミスト状の化粧品を持ち歩くといいですね。
コスパの手作り化粧品も活用してます
アベンヌウォーターは1本2000円以上して高級過ぎるので、私は精製水とグリセリンで作ったグリセリン化粧水を使っています。
作り方・使い方は簡単。100円ショップで買ったミストスプレー容器に精製水とグリセリンを入れて、肌の乾燥を感じたらメイクの上からもシュシュっとスプレーするだけです。
精製水はドラッグストアで100円くらい、グリセリンも300円くらいで買えるので、値段を気にせず気兼ねなく使えるのもいいですよ。
私は子供の散歩には小さなポーチで出かけますが、グリセリン化粧水を入れたスプレーは持参します。精製水は不純物を取り除いた水ですし、グリセリンはベビー用の保湿剤にも配合されている保湿成分なので小さい子供にも安心して使えます。
子供の肌がカサカサしている時にもシュッとひと吹きできますし、子供の顔が汚れたときもスプレーをかけてガーゼで拭けばよく落ちるので持ち歩くと便利です。子供の保湿目的で使う場合には、グリセリン化粧水をつけた後にニベアを塗っておけば子供の肌の保湿は完了です。
手をパック替わりに活用
パックやスチームなど美容に時間をかけている暇がないのが育児ママの悩みです。お風呂から上がったら子供をタオルで拭いて、子供を追いかけながらパジャマを着せて寝る準備をしていたら、ママの美容時間なんて取れません。
そんな多忙なママにオススメなのが手をパック替わりにする方法です。いつものスキンケアの後、両手を1分くらい顔に当ててみてください。お子さんから目が離せず1分が難しければ、30秒でも15秒でもOKです。手の温度で化粧水や乳液の浸透が良くなり、血行も良くなります。血行が良くなればクマ対策にもなりますし、肌の透明感もアップします。
私はいつも「子供を寝かせたらスチーム当てて、パックをして…♪」なんて考えていますが、98%くらいの確率で寝落ちします。運よく寝落ちしなかった2%の日に限って、タイミング良く主人が帰って来るもんで、夕食を温めたりしていると美容に使える時間なんてありません。(それに、嫌味を言われるのも避けたいので、できれば主人の前でスチームやパックはしなくないです。)
ハンドパックを始めてから、肌のくすみを感じにくくなったように思います。明らかに化粧品の浸透は良くなりますし、「数十秒間でも自分の美容のために時間を使っている」という充実感も味わえ、元気に育児ができるようになりました。
お金もかからないので、ぜひ今日からハンドパックを試してみてください。
おやつにナッツを食べる
ナッツはエイジングケアの食べ物。ナッツ類に豊富に含まれるビタミンEには抗酸化作用があり、老化に歯止めをかけ体や肌を元気にしてくれる働きがあります。
アーモンドやくるみ、マカデミアナッツなどもスーパーで手に入りやすくなっていますので、毎日のおやつに数粒食べる習慣をつけるといいですね。塩分の取りすぎは体に良くないので、できれば素焼きのナッツを選ぶようにしましょう。
私は子供がお昼寝をしている間に、1人でこっそりとナッツを食べる時間が好きです。美味しく食べて美容と健康のためになるなんて、至福の時間です。
ナッツ類はカロリーも高いので、食べ過ぎには注意です。
30代からはエイジングケアも意識
肌の老化25才からじわじわと始まっています。20代はまだまだ実感として肌の老化を感じない人も多いですが、30代に入ると肌の老化は表面に出てきます。今のうちからケアしないと一気に老け込んだ印象の肌になってしまうので要注意です。
目元、口元は油断大敵
肌の老化が表面化しやすいのが目元と口元です。特に目元の小ジワは自分で思っているよりも目立ちます。
小学校高学年の長男に聞いたところ、「おばさんとお姉さんの違いは目の横のシワを見ればわかるよ。普段はシワがなくてもおばさんは笑うと目にくっきりシワができるからね。」と小学生男子の女性の年齢の見分け方を教えてくれました。
おっ、恐ろしい…。小学生男子あなどれません。オバさん認定されないためにも、目元と口元のケアは重点的にしておくべきですね。
目元ケア用のアイテムもありますが、高いお金を出して特に目元アイテムを買わなくてもお手持ちの化粧品を重ねてつけて保湿を強化すれば、それだけでも効果はあります。ちょっとした意識で全く変わってくるのが目元・口元です。
子供と笑ってリフトアップ
子供が大きくなるにつれて「はやく〇〇しなさい!」なんてしかめっ面が多くなりますよね。私もいつも笑顔のお母さんに憧れてはいるのですが、実際には怖い顔をしていることの方が多いような気がします。
でも実は、しかめっ面はエイジングケアの敵です。しかめっ面をしていると表情筋が硬くなり、ほうれい線が目立ったり肌がたるんだりしやすくなってしまうのです。
若々しさを保つには表情筋を鍛えることも大切です。子供にイライラすることもありますが、エイジングケアのために笑顔をググッと抑えて笑顔を作ってみてください。
笑顔を作るだけでタダで小顔になれて肌のハリも手に入りますし、副交換神経が有利に働くようになるのでストレス解消にも効果があります。免疫機能をつかさどるNK細胞も活性化して健康になりますし、笑顔は最高の美容アイテムなんです。毎日笑顔のお母さんで子供もハッピーです。子供ってしかめ面で怒るより、笑顔で淡々と説明する方が素直に動くから不思議です。子供との押し問答の時間がなくなるから、結果的には精神的にもラクです。
ちなみに作り笑いでも効果があります。時間がないからこそ、育児しながらお顔のリフトアップをしちゃいましょう。あなたも今日から「レッツ作り笑い」です。
育児中はやっぱりオールインワンが便利?
育児のつよーい味方、オールインワン化粧品。育児でスキンケアの時間が取れないと手を伸ばしたくなる、前代社会が誇る便利アイテムです。
でも、
「やっぱり化粧水、乳液、美容液、クリームの役割を1品で担うなんて無理じゃない?」
「便利だけど肌が汚くなるのはイヤ」
という不安もありませんか?私はありました。昔から化粧品大好きだったので美顔器を使いながら数品の化粧品でケアするのが普通だと思っていました。でも、出産を機にそんなことは言っていられなくなり、オールインワン化粧品に手を出しました。
でも正直、納得できる化粧品にはなかなか出会えず、「あぁ、結局オールインワンはオールインワンなんだね」と思っていたのですが、たまたま雑誌に乗っていたオールインワンゲルを試してみたところ肌にハマった感じがありました。それまで使ったオールインワン化粧品とは違って、数品の化粧品を使った後の肌に一番近かった気がしたんですね。
肌にさえ合えばオールインワンはめちゃくちゃ便利です。
- スキンケアの時間は大幅に短縮できますし、
- 化粧品代が節約できますし、
- 簡単なので毎日ちゃんとケアできるので肌の調子はよくなりますし、
- 成分のちゃんとしたものを選んで敏感肌も克服できました。
私が使っているのは『メディプラスゲル』というオールイワンゲルなのですが、肌が疲れている日や特別な日の前にはパックとしても使える優れものです。目元や口元に重ねて塗ればアイクリームいらずですし、育児で忙しい中で毎日大活躍してもらっています。
値段も1ヶ月あたり1500円以下のコスパ最強のゲル。成分もドラッグストアで売っている敏感肌用の化粧品よりもいいですし、ブランドコスメにしか入っていないような高級美容成分も入っていますのでエイジングケアもおまかせです。
なんかいい事づくしで胡散臭いですね。笑
でも、本当なんですよ…、少なくてもコスパが良すぎて私の人生で一番感動した化粧品です。
>>高級化粧品御用達の美容成分たっぷり!コスパ最強の高保湿ゲルを7年使っています【体験談】
まとめ
育児は大仕事です。スキンケアの時間がないくらい忙しいということは、あなたが毎日一生懸命にお子さんと向き合っている証拠です。
ただ、30代からはエイジングケアを意識したスキンケアをしていかないと、育児がひと段落した時のあなたの肌がボロボロになってしまいます。そうならないためにも、今からできることを少しずつはじめていきましょう。
高級化粧品をそろえたり突然頑張りすぎる方もいますが、極端な行動を続けるのって気力と体力が必要なので、育児で大変な今の時期には向きません。いまから取り入れやすい方法で少しずつケアをしていくのがストレスなくスキンケアを楽しむ秘訣だと思います。
せっかくの30代、育児もスキンケアも楽しみたいですね。そして素敵に歳を取るための土台作りをしていきましょう。