いつもの化粧品でヒリヒリ!その刺激、実は危険かも!?

洗顔後や入浴後にいつも使っている化粧品でスキンケアをしたら、突然肌がヒリヒリ!こんな経験をしたことがある人は少なくありません。「あれ?」と思ったら肌からの危険信号のこともあります。

今回は、いつもの化粧品で肌がヒリヒリする原因と、対策をご紹介します。

目次

いつもの化粧品で肌がヒリヒリする原因

普段は全く問題なく使えている化粧品でヒリヒリを感じた場合、なんらかの理由で肌がデリケートになっていることが考えられます。以下に

気温の変化

気温の変化は肌に大きなダメージを与えます。特に季節の変わり目や、いつもよりも極端に気温が高かったり低かったりした日には肌が気温差についていけず悲鳴をあげているもかもしれません。

いつもは大丈夫でも肌へのストレスが一気に爆発する可能性もありますので、春に入る時期のゆらぎ肌、夏の紫外線、冬に入る時期の乾燥肌には普段から気を配っておきたいところです。冬場にスキー場に行く方は日焼けと乾燥、寒さのトリプルアタックが肌にのしかかりますので、日焼け止めと保湿は十分すぎるくらいに気をつけておいて間違いありません。

ストレス

精神的なストレスも肌にはダメージとなります。普段会わない人にあったり、いつもの違う経験をした時なんかにも肌に疲れがたまりやすく、ヒリヒリする可能性が高まります。

ストレスを感じた日の夜は、お風呂に入る前にお気に入りのお茶やカモミールティなどでリラックスしてからお風呂に入るのも効果的です。

洗顔のお湯の温度

入浴時にシャワーで洗顔の泡を流すと肌がヒリヒリしてしまうことがあります。「いつもシャワーで流してるのに、なぜ今日だけ?」と疑問に思われる方もいるかもしれませんが、体を流す温度のお湯は洗顔には熱すぎます。肌が比較的元気なときには平気でも、体調が悪い日や疲れ気味の日のお肌には負担が大きいこともありますので注意が必要です。

洗顔時のお湯の温度は35℃くらいが適切。冬だとちょっと冷たく感じるかもしれませんが、顔の皮膚は体に比べて薄いので、ぬるく感じるくらいの温度を心がけたいですね。

顔のピーリングやうぶ毛処理

ピーリングジェルを使ったり、うぶ毛処理をした日にも化粧品を使った時に顔がヒリヒリしやすいです。この場合、ヒリヒリの原因は外的刺激になりますので、肌を保冷剤などで肌を冷やして様子をみることが大切です。

ピーリングやうぶ毛処理は見た目を肌の良くするには効果的ですが、肌自体には負担がかかります。ピーリングは力を入れず短時間で行い、うぶ毛処理はカミソリやシェーバーの刃はマメに変えておくことを心がけましょう。

実は、私はうぶ毛処理で肌をボロボロにした経験があります。シェーバーの替え刃って結構高いので、ついついケチって古い刃を使い続けてしまったんですね。毛の剃り味が落ちるだけならいいのですが、肌に引っかかるようになって、いつも肌がヒリヒリしている状態に陥りました。「肌のためにはケチ根性は捨てないといけないんだなぁ」と反省したのを覚えています。

年齢

悲しいかな年齢は肌へのダメージを与える大きな要因の一つです。年を取ること自体が肌ダメージというより、今までご紹介した肌ダメージが年齢と共に大きなダメージとなって襲いかかってくるイメージです。

25歳を過ぎたら肌ダメージの蓄積が始まっていると認識して、肌トラブルに備えたケアを考えはじめたいですね。

化粧品でヒリヒリする時はどうする?【応急処置】

いつもの化粧品で肌がヒリヒリしたら、まずは化粧品を洗い流します。ヒリヒリしている状態というのが、必ず炎症や刺激がある状態なので、原因として化粧品が考えられる以上、悪化する可能性を考えて化粧品を洗い流します。

肌に浸透しやすい分、スキンケアアイテムの中では化粧水がもっとも刺激を感じやすいです。洗い流した後は、ライン化粧品をお使いの方は、化粧水の工程をすっ飛ばして乳液・クリームをつけて様子をみます。オールインワン化粧品でヒリヒリした方は、ニベアやホホバオイル、アルガンオイルなど保湿に使えるアイテムで肌の乾燥を防ぎます。

応急的な保湿ケアをしたら、炎症を抑えるためにタオルを巻いた保冷剤などで肌を冷やします。クーリングだけで肌の状態が治る場合もありますので、面倒くさがらずに試してみてください。次の洗顔後にも同じようにヒリヒリが残るようなら、化粧品が合わなくなった可能性が高いので、化粧品を変えてみるという選択肢も考えます。

化粧品が突然合わなくなることも…

「昨日まで(もしくは朝まで)問題なく使えていていた化粧品が突然合わなくなるなんて…」と思われるかもしれませんが、コレ、良くあることです。肌ってそれだけ繊細なものなんですね。

実際には、短時間の間に突然肌が変化したのではなく、症状は感じなくても化粧品がぴたっと合ってはいなかったといのが本当のところです。ヒリヒリを感じるという症状が出た時点で、肌からのSOSサインですので、化粧品を見直す時期と捉えてもいいのかもしれません。

何年も同じ化粧品を使い続ける方もいますが、私は肌の変化によって化粧品も使い分ける方がいいと考えています。私も前はお気に入りの化粧品を使い続ける一途な女性だったのです。でも、つい浮気心&友達のすすめで使った化粧品を使ってみたら肌にしっくりきたんですね。でも、その化粧品も使い続けるとヒリヒリがやってくることもあり、また化粧品を変えてみるとピタッと治るを繰り返してきました。

肌は何もしなくても年齢や生活環境の変化によって変わっています。その時の肌に合った化粧品を探してみてください。

肌を休ませる化粧品を使ってみるのもアリ!

肌にヒリヒリを感じたら、化粧品を肌に優しい化粧品に変えてみるのもいいですね。攻めのケアから守りのケアに変えるイメージです。美肌には攻め攻めケアも有効ですが、ヒリヒリを改善して肌機能を回復させることこそ、美容効果を上げるためには欠かせません。

体のトレーニングもインターバルを入れることでトレーニング効果をあげることができるのと同じように、肌も休ませる時期が必要です。ヒリヒリを感じた”今”だからこそ、一度、肌を休ませる視点で化粧品を選んでみてはいかがでしょうか

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まとめ

ヒリヒリを感じる原因はたくさんありますが、共通して言えるのは、いつもの化粧品でヒリヒリを感じた時は肌へのダメージが蓄積されているサインであることです。今の化粧品の使用を控えて様子をみつつ、保冷剤などで冷やして炎症を落ち着かせましょう。

肌回復のために守りの化粧品を選んで使ってみるものいい方法です。ヒリヒリは辛いですが、肌の変化を教えてくれたサインですので、ポジティブに捉えて今のあなたの肌に向き合って、「本当に肌に必要なものは何か?」を考えるきっかけにしたいですね。