毎日のことだけに、間違った洗顔は肌にダメージを与えてしまし、肌トラブルの原因にもなります。そこで、ご質問も多かった洗顔についての話を2回に分けてご紹介させて頂きたいと思います。
第1回は「洗顔フォームは肌に悪いの?」というお話です。
目次
洗顔フォームは肌に悪いの?
最近は、「洗顔フォームは肌に大切な皮脂も落としてしまうから、使用しない方が良い。水だけで洗顔するのが一番」という説も多く聞かれるようになりました。
確かに肌の炎症がひどい時などは、洗顔料を使うことで肌の刺激になることもあるので、皮膚科でも水やお湯のみで洗顔することをすすめられます。
しかし、ツヤ肌先生さくらは、「水だけ洗顔・お湯だけ洗顔」で美肌を得られる方は、基礎化粧品も油分の少ない物を選び、日中のメイクにも気を使っている方だと思います。
一貫したポリシーの元、「水だけ洗顔・お湯だけ洗顔」を行えば肌は元気になりますが、洗顔だけを「水だけ洗顔・お湯だけ洗顔」に変えただけでは、肌荒れの原因に成りかねないと思っています。なので、洗顔フォーム自体が悪ではないと考えています。
しかし、洗顔フォームなら何でもOKというわけでありません。洗顔料も極力肌に負担のない物を選ぶ事が大切です。
肌に安心!洗顔料を選ぶ基準
石油系成分を含まない
多くの洗顔料には、石油を原料とした成分が含まれています。石油系の成分は強い洗浄力をもっているため、クレンジングや洗顔料に配合されます。しかし、強すぎる洗浄成分は肌を守っている皮膚の層を傷つけてしまい、乾燥肌の原因となります。
香料、防腐剤などの肌に刺激になる成分を含まない
香料や防腐剤は肌にダメージを与えてしまいます。洗顔料は化粧品と違い、洗い流すものなので化粧品ほどナーバスになる必要はないと思いますが、入っていないに越したことはありません。
特に敏感肌の方は、香料・防腐剤不使用の洗顔料を選ぶと安心です。
保湿成分が含まれている
洗顔後30分以内に保湿しないと肌の水分量は半分になると言われるほど、洗顔後は肌の乾燥がおこります。
洗顔料に保湿成分が含まれることで、洗顔自体が保湿になり洗顔後の肌の乾燥を遅らせることができます。
とはいっても時間が経つに連れて肌は乾燥しますので、洗顔後の保湿は5分以内に行いましょう。
洗顔フォームで洗顔すること自体が肌に悪いとは思いませんが、石油系成分は肌のダメージになることもあるので、洗顔フォームもよく吟味したいですね。
洗い流すとはいえ、肌に直接触れる洗顔フォーム。肌に優しい、あなたの肌にぴったり洗顔料を見つけて下さい。
【関連記事】