女性の骨盤

出産すると避けては通れないのが、骨盤の開きです。出産直後から骨盤の収縮は始まっていますが、出産のために大きく開いた骨盤は簡単には戻りません。

産後のスリムな体型作りや、伸びてしまったお腹の皮を戻すためにも、骨盤矯正を始めましょう。ただし、主産後のママの体はデリケートなので、正しいステップで骨盤矯正を進めていく事が大切です。

目次

産後の骨盤矯正のステップ

よく知られる「トコちゃんベルト」など、産後すぐから使用できる骨盤ベルトもありますが、産後すぐに一般的な骨盤ベルトを使用するのは、子宮の収縮を悪くする恐れがあるため避けた方がよいと言われています。

電球 出産直後~産後2週目くらい

産後サポーターなど、腹巻のようなあまり締め付け感のないものを使用しましょう。

この時期は骨盤ケアよりも子宮の戻りを優先すべき時期なので、ベルトなどできつく締め付けるのは避けて下さい。

産後サポーターを巻くことで血行も良くなり、子宮の収縮を助ける働きもあるようです。お腹は暖かい方が気持ちがいいですね。

昼間は産後ニッパー(ウエストニッパー)と呼ばれるマジックテープで軽く止めるタイプのものを使用してもいいかもしれません。優しく骨盤を補助することによって、悪露が出やすくなり早く終わる効果もあります。

電球 産後3週目くらい~産後1ヶ月くらい

悪露の経過も良く、体調に問題がなかったら骨盤ベルトを使用してみましょう。

骨盤ベルトはお値段も様々です。私も色々調べて試してみましたが、商品毎に使い勝手などは違うものの、骨盤が締められればいいのではないかという結論に至りました。

西松屋などでも安い物が売っていますし、しっかり使えば安価な物でも効果がありましたので、個人的には値段が高いから効くという訳ではないと思っています。

何もしないままでは良い変化もないので、まずは行動が大切ですね。

電球 産後1ヶ月~

体調も良く悪露が落ち着いたら、産後ガードルで骨盤ケアしましょう。骨盤だけでなく大きくなったお尻のケアもできるのが魅力です。

この頃からは骨盤体操もしてみましょう。やり方は簡単で、腰をぐるぐる回すだけです。歯を磨いている間、テレビを見ている時など、ちょっとした時間に腰をぐるぐる回してみて下さい。

ポイントは、左右両方回すこと。回しにくい方があったら、そちらの骨盤が歪んでいますので、重点的に回しましょう。

1回左右1分ずつ、1日2回やってみてください。この動きはインナーマッスルも鍛えられ産後にはぴったりです。

まとめ

産後は骨盤も戻りを骨盤ベルトや骨盤体操などでサポートしてあげる事が大切です。骨盤の位置が正常に戻ると内蔵の位置も正しい位置に戻るので、下腹が引っ込んだり、代謝が良くなったり、姿勢がよくなったりと良いことづくしです。

ぜひ、少しづつでも骨盤ケアを習慣にしてみて下さい。