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目元のシワやたるみなど、多くの方が「肌の老化を感じるのは目元の変化」だと言います。

笑った時の目元のシワが深くなっていたり、まぶたのハリがなくなってきたり…あなたも鏡を見た時に、目元の変化にショックを受けた経験があるのではないでしょうか?

目元の老化を防ぐための大きなポイントは3つです。

  • アイメイクはしっかり落とす
  • 栄養補給&保護
  • 目元の血行を促進

目元のケアは早めにしっかり行うかどうかで、今後の見た目年齢に大きな違いがでてきます。まだ大きな問題が起こる前に適切なケアを心がけたいですね。今回は、目元のエイジングケアを行うときに忘れてはいけない3つのポイントと、目元を集中的にケアすべき理由をご紹介します。

目次

目元のエイジングケアで厳守するべき3つのポイント

アイメイクはしっかり落とす

目元をきれいに見せるために一役買ってくれるアイメイク。しかし、ちゃんとメイクオフしないと目元の老化の原因になってしまいます。

メイクのクレンジングは、スキンケアの中で最も大切な工程です。しっかりアイメイクを落とさないと、目元の皮脂のバランスが崩れたり皮膚の再生能力も落ちてしまいますので、どんなに眠くてもアイメイクはきちんとオフしましょう。

気をつけたいのは、しっかりとメイクを落とすためにゴシゴシこすってしまうこと。目元の皮膚の厚さはたったの0.02mmしかありませんので、こすった刺激が老化を加速させてしまいます。ウォータープルーフのマスカラは専用にリムーバーで優しく落とし、その他のメイクはミルククレンジングやゲル状のクレンジングで浮かせるようにして落とします。

目元が気になり始めると、「メイク落ちもいいし保湿もできそう」とオイルクレンジングを選ぶ方もいますが、オイルクレンジングは肌への刺激が大きいのでエイジングケアには不向きです。どうしもてオイルタイプのクレンジングがいい場合には、100%天然オイルをクレンジング代わりに使うのがいいですね。

オリーブオイルやホホバオイル、アーモンドオイルなどはクレンジングしながらエイジングケアもできるので、目元のクレンジングにもおすすめです。もっと目元のケアにお金をかけられる方の中には、目元はアルガンオイルやマルラオイルなどの美容オイルを目元クレンジングに使用する人もいます。私はさすがに恐れ多くてクレンジングには使えませんが、アルガンオイルマルラオイルは目元のエイジングケアにはピタッとはまるアイテムなので、1つ持っていると安心できます。

どんなに優れたアイクリームを使用しても、アイメイクが残った状態ではせっかくのアイクリームの浸透も悪くなってしまいますので、クレンジングには手を抜かないようにしましょう。

濃密クリームで栄養&保護

クレンジングでしっかり汚れを落としたら、目元に栄養を与えます。目元は肌が薄い分老化も現れやすいですが、ケアした結果も現れやすい部分です。目元は乾燥しやすい場所なので、スキンケアに使っているものよりも少し濃厚なクリームやオイルなどで、しっかり保湿ケアをしましょう。

夜の目元ケアはもちろん、日中もエアコンなどで目元は乾燥していますので、しっかり保湿のバリアを心がけることがポイントです。夜は「ちょっと塗りすぎたかな?」と感じるくらいが丁度いいです。寝るときにはベタつきを感じても、翌朝には浸透していれば適量です。「これでもか!?」と言うくらい、たっぷり保湿してあげてください。

アイクリームやオイルを足さない場合には、いつものスキンケアの後にクリームや乳液を重ね付けしてみてください。寝る前に重ね付けをするとさらに効果アップです。同じアイテムでも、浸透後にさらに重ね付けをすることで保湿効果を上げることができます。クリームを塗ったあとは手のひらで優しく抑えてあげれば、さらに浸透力が高まります。

高いアイクリームを使わなくても、ちょっと手間をかけるだけで目元のケアはできますので、ぜひ今日から試してみてください。しっかり保湿は目元の粉浮きも防ぎ、メイク持ちも良くなりますよ。

目元の血行を促進

こめかみの辺り(押すと気持ちがいいところ)を押すと、血行が良くなり目元もスッキリします。
指の腹で、目頭から目の下を通ってこめかみに向かって流し、最後にこめかみを少し押します。次に目頭からまぶたの上を通って、こめかみを押さえるようにすると、目元の血流促進に良いです。

さらに、耳の裏から首筋を通って鎖骨にリンパを流すと完璧ですね。

クレンジングやスキンケアしながらこのマッサージをすると、目元の血行が良くなり老化を防ぐ第一歩となります。
スキンケアの時のマッサージをする場合には、肌に負担がかからないようにクリームなどを塗った状態で行い、手の力はなるべく抜いて手をすべらせるようにマッサージしましょう。

目元を集中ケアしないと5年後に後悔する?

大手リクルート会社のマイナビが就職活動中の学生に対して書いた記事の中に、第一印象を決める顔のパーツについての記事がありました。

社会人の男女に「第一印象で一番大切だと思う顔のパーツはどこですか?」という質問をしたところ、なんと78.1%の人が「目」と回答したそうです。(出典:マイナビ

そう、大人は第一印象で目をみているのです。もちろん目元もみられています。自分では気にしていなくても、他人にはよくみられているのが目元。目元のケアを怠ると実年齢以上の年齢にみられてしまう原因には、人は顔のどのパーツをよく見ているかも関係しているのかもしれません。

目元は皮膚が薄いため、肌のダメージや年齢による肌の変化が顕著に現れやすい場所です。そのため、他の部分はプルプル肌でも、目元だけシワが目立つということも起きてしまいます。逆に言えば、目元にハリがあれば若く見えるということ。目元のエイジングケアこそが美魔女を作るポイントだったのです。

目元はケアしないとどんどん老化していきます。皮膚が薄い分、そのスピードは他のパーツの比ではありません。今からケアをはじめた人と、何も意識しなかった人では5年後に大きな差がでています。

女性はいくつになっても女性です。何歳になってもキレイいたいですよね?5年後に後悔しないように、今からできるケアを取り入れていきたいものです。

目元ケアは年齢で変えるのがGOOD

ただ闇雲にアイクリームを使うのではなくて、目元ケアは年齢で変えていくのがいいと思います。

年齢にあった目元ケアを追加していくことで効果的かつ経済的に目元のエイジングケアが可能です。年代別の目元のエイジングケアをご紹介します。

20代の目元ケア

20代の肌はピチピチしているなんて言っていられるのは、25才くらいまで。実は肌の老化は25才から始まっています。20代後半になると、クマができても消えにくくなったり、笑ったときの目元のシワが気になってくる頃でもあります。

20代から目元ケアを始めることで、以降の目元の老化を遅らせることができますので、25才を過ぎたら目元ケアを意識して欲しいです。

20代の目元ケアはクマ対策アイクリームを追加

20代の目元の悩みに多いのが、頑張り過ぎに多い目の下のクマです。目元のクマって、ちゃんとケアしないと残ってしまい、顔が疲れた印象になったり暗くなってしまうので、今のうちからケアしておくことが大切です。

目元のクマ対策に特化したアイクリームなどをいつものスキンケアに追加してみましょう。クマ対策用のアイクリームには目元の保湿成分の入っていたり、まぶたのハリをアップさせる成分も入っているので、1本持っていると便利ばアイテムです。

30代の目元ケア

30代からは肌が乾燥しがちになり、目元のシワやたるみが気になってくる時期です。表面は乾燥していなくても肌の内側が乾燥していることが多く、20代の頃のような保湿でははっきり言って物足りません。老化は肌の乾燥からやってきます。鉄壁の保湿を意識することが目元のエイジングケア成功の秘訣です。

30代の目元はオイルでケア

30代の目元はしっかりと保湿でき、エイジングケアにいい成分がギュッとつまったオイルでケアするのがおすすめです。

アルガンオイルマルラオイルなど、抗酸化作用がありエイジングケア効果の高いオイルをプラスすると目元にハリが生まれます。使い方は簡単で、いつものスキンケアの後に目元にオイルを数滴塗り込むだけです。アルガンオイルやマルラオイルは浸透がすごくいいので、きっちり塗り込んでもベタつかないのが特徴です。

目元以外の気になるパーツにも使えますし、クリーム代わりに顔全体につけることもできます。ネイルのケアや髪の毛のケアなど全身のエイジングケアに使えるので、肌の乾燥が気になってくる30代からは常に持っておきたいアイテムです。

40代・50代の目元ケア

40代になると肌の保水力はグンッと低下します。目元の小じわが増えてきたり、シワが深くなってくるのもこの時期です。今そこまで目元のシワがない方も、将来の目元に向けて本格的な目元ケアの始めどきです。保水力の落ちている肌を補うために、成分にもこだわったアイクリームを使ったり、乾燥が気になったときにはいつでも保水できるようにミストタイプの化粧水を持ち歩くようにしたいですね。

40代・50代の目元は細胞レベルでケア

40代・50代は『細胞の活性化』が目元のハリを取り戻すためのキーワードになります。グロースファクターや幹細胞など、直接細胞に働きかけて肌の細胞自体を元気にしてくれる成分が配合されたアイクリームがおすすめです。保湿も大切ですが、せっかくなので科学の進歩を活用させてもらいましょう。再生医学から生まれたアイクリームなど、目元の皮膚の内側からアプローチできるアイテムを追加してみてください。

 

まとめ

目元は年齢が出やすい部分だからこそ、早めのケアが必要です。
目元のシワやまぶたのくぼみ・影などの目元の老化を防ぐためには、悩みが深刻になる前に対策をしていきましょう。

「あれ?」と、目元に何か違和感を感じた時が、目元ケアの始め時です。とは言っても難しいことは必要ありません。基本は「落とす事と補う事」です。年齢にあった早めのケアで、目元美人を目指しましょう。