背中のかゆみって辛いですよね。肌の乾燥は顔や腕・足ばかりではありません。そして、手が届きにくいので保湿のケアも難しくやっかいなのが「背中」です。
背中は意外と肌が乾燥しやすい部分で、背中にきびの原因の1つは肌の乾燥です。でも、背中に自分で保湿クリームを塗るのは大変。大変で面倒な事は、誰でも継続するのが難しいものです。背中の乾燥はどんどん酷くなる悪循環に陥ります。そうならないために、背中にも保湿ケアをすることを心がけましょう。
手が届きにくくても、背中の保湿が苦にならない背中の乾燥対策をご紹介します。
目次
背中の乾燥肌対策
背中は乾燥しやすい部分と認識する
背中は皮脂腺が少なく乾燥しやすい部分です。その割に夏などは汗をかきやすい部分です。汗が蒸発する時に肌の水分も奪ってしまうので、背中の肌は益々乾燥してしまいます。背中の乾燥を防ぐためには、汗をかいたときは蒸発する前に優しく拭き取ると良いですね。
ただ、現実には難しいこともあります。
そんなときは、綿素材の汗の吸収がよい下着を身につけておくことで、肌の乾燥を防ぐことができますので心がけてみてください。
入浴時は要注意
入浴は肌を清潔に保つには大切です。しかし、間違った入浴方法は肌を乾燥させる原因になってしまいます。背中にかゆみを感じる時には、入浴時のお湯の温度は40℃くらいにします。これ以上温度が高いと、肌の乾燥を加速させてしまいます。
また、体を洗う時もゴシゴシ擦らずに優しく洗いましょう。乾燥している肌は敏感なので、ゴシゴシ擦ると肌荒れの原因になります。そして、石鹸やボディーソープはしっかりと洗い流して下さい。背中の乾燥の原因の1つは、ボディーソープの洗い流し残りです。背中のかゆみにも繋がってしまいますので、見えない部分ですがしっかり洗い流します。
また、石鹸やボディーソープは肌に優しい成分のものを選ぶとさらに安心です。香料や防腐剤、合成界面活性剤などは肌に負担になりますので避けるのがベター。ボディーソープには合成界面活性剤が使用されている可能性が高いので注意が必要です。
でも、無添加のボディーソープは少し高価になりがちです。ボディーソープにはそこまでお金をかけたくないけど肌に優しいものを使いたいという方には、個人的にはドラッグストアでも売っている”固形の無添加石鹸”や”ベビー用の石鹸”が良いと思います。おしゃれなボディーソープがたくさんある中ちょっと抵抗があるかもしれませんが、肌に優しく保湿しながら不要な汚れだけ落としてくれます。
保湿入浴剤を活用
入浴の時には、保湿入浴剤を使用すると背中の保湿が簡単にできます。お風呂上がりの背中の保湿を、自分一人で完全に行うのは難しいです。どうしても塗りムラができてしまいます。
お風呂で保湿をすることで、入浴後の保湿に神経質にならなくても大丈夫です。
面倒な事が嫌いな私は、肌の乾燥を感じている時の保湿に「保湿入浴剤」は欠かせません。
保湿入浴剤を選ぶときは、石鹸やボディーソープと同じく、香料や防腐剤、合成界面活性剤を使用していない物を選ぶのがポイントです。特に、保湿入浴剤は効果を高めるためには洗い流さない方が良いので、石鹸やボディーソープよりも少し気をつけて選びたいですね。
背中の肌は乾燥しやすい部分です。
しかし、見えない部分なので保湿が難しい部分でもあります。
そんな背中の乾燥を改善するのは、「入浴」を見直すのが近道です。
保湿を考えた入浴を意識することで、背中の肌の乾燥は改善していきます。
特に保湿入浴剤を上手に利用すると背中の乾燥が良くなるスピードが違います。背中のカサカサを撃退して、背中美人を目指しましょう。