ベビーマッサージのオイルのベタつきが気になる!?対処法をご紹介

ベビーマッサージはもはや当たり前になってきましたね。長男が生まれた頃(12年前)は今ほどベビーマッサージがメジャーではなかったように思いますが、今はベビーマッサージ教室もたくさんありますし、自治体によってはママパパ学級の中でもベビーマッサージを紹介している所もあるようです。

そんなベビーマッサージに欠かせないのがオイル。オイルには滑りをよくして肌に負担をかけない働きと、オイルで赤ちゃんの肌を乾燥から守る働きの2つがあります。

でも、ベビーマッサージはたいけれどオイルのベタつきが苦手で…という声も聞きます。今回はベビーマッサージのオイルのベタつきが気になる時の対処方法をご紹介します。

目次

ベビーマッサージのオイルがベタつく時の対処法

かたく絞った濡れタオルやティッシュで軽くオフ

一番簡単なのはベビーマッサージ後に、オイルを軽く拭き取る方法です。「拭き取ったら保湿効果がなくなっちゃうのでは?」と思われますが、オイルは肌にも浸透しているので、軽く拭き取ったくらいでは保湿効果がゼロになることはありません。ベタつきを感じない程度にお湯で濡らして絞ったタオルで拭き取ってあげましょう。

拭き取る時の注意点は、力を入れて拭き取らないこと。赤ちゃんの肌は繊細ですから、拭き取る時も軽くポンポンと叩くような感じで優しくしてあげてください。

ティッシュでオフする時には、余分な口紅をオフするときの要領でオイルの付いた肌の上にティッシュを1枚のせ、軽く密着させた後に剥がすだけでOKです。

お風呂場でベビーマッサージ

お風呂場が暖かくできる場合には、お風呂に入りながらベビーマッサージをする方法もあります。ベタつきが気になる時には、体を洗って水気が残っているうちにオイルでマッサージして、タオルで拭いて上がればオイルのベタつきは残りにくいです。

赤ちゃんの体が冷えてしまいそうですが、ベビーマッサージは摩擦で赤ちゃんの体も暖かくなりますので、お風呂場が寒くなければ風邪を引くことはないと思います。ただ、長時間のベビーマッサージには向きませんので、さっと短時間で行いたいですね。

ちょっと良いオイルを使う

大人のオイルマッサージを施術している時から思っていたのですが、質のいいオイルを使った方がベタつきは残りにくいです。良質なオイルは肌にはよく馴染んでマッサージはしやすいのですが、肌への浸透もいいのでベタつきが気になりにくいように思います。

ベビーマッサージ用のオイルの場合は『精製オイル』が大半ですが、後から買い足したオイルの場合『未精製オイル』の可能性のあります。個人手にはオイルの栄養価の高い(効果の大きい)未精製オイルが好きですが、未精製オイルはベタつきもあります。精製オイルは比較的さらっとしたテクスチャーなので、マッサージ後もベタつきにくいです。

あまりにベタつきが気になる場合には、お使いのオイルが精製オイルか未精製オイルか確認してみてもいいかもしれません。

ベビーマッサージはオイルなしでも大丈夫?

一般的に、ベビーマッサージをする時にはオイルを使うことが多いです。これは肌への負担を減らすためだったり、肌の保湿のために使うのですが、一概にベビーマッサージにはオイルを使用した方がいいとは言えません

近所の皮膚科でもベビーマッサージ講座があり行ってみたのですが、そこではオイルの使用を避けるように言っていました。もちろん赤ちゃんの肌をこするのもいけませんが、オイルでアレルギー反応を起こす赤ちゃんも多いことから、その皮膚科ではオイルの使用を勧めていないそうです

私も10年以上アロママッサージを行っていますが、ベビーマッサージに関してはオイルを使った本格的なマッサージがいいとは限らないと思っています。

ベビーマッサージには、

  • 赤ちゃんとママのスキンシップ
  • 赤ちゃんの情緒が安定する
  • 皮膚刺激による免疫力アップ

などの効果がありますが、これらの効果は特にオイルを使用したベビーマッサージでなくても得ることが可能です。

何よりオイルを使った本格的なベビーマッサージをするとタオルはオイルで汚れてしまいお洗濯が増えますし、すぐにお風呂に入らなければオイルのべたつきも気になります。何より1回のベビーマッサージでのオイルの消費量は結構多いので、オイルを購入する手間もお金もかかります。ベビーマッサージにも使えるキャリアオイルって結構高額なので、意外とこの出費はバカになりません。また、オイルを使ったベビーマッサージは忙しい日々の中で取り入れていくにはちょっと敷居が高く、最初は気合いを入れて始めても挫折してしまうママも多いです。

オイルを使ったものがベビーマッサージなのではなく、赤ちゃんの体を服の上からさすってあげたり、足や手を優しく握ってあげることでも十分ベビーマッサージになります。

「ベビーマッサージのためにオイルを買わなきゃ」と気を張らず、気軽に赤ちゃんとのふれあいを楽しんでもらえるのが一番だと思っています。

【オススメ】お風呂上がりにスキンケア&ベビーマッサージ

私はオイルを使ったベビーオイルはスペシャルケアと位置付けて、時間のある時に月に1〜2回くらいやる程度です。でも、赤ちゃんの発達や健康のためにできれば毎日ベビーマッサージをしてあげたいので、お風呂上がりのスキンケアの時間に簡単ベビーマッサージをしています

オイルだとベタつくので、オイルは使いません。私が使っているのは、『メディプラスゲル』という高保湿ゲルです。ベビー用ではありませんが、肌のデリケートな赤ちゃんでも安心して使える成分で、伸びがいいゲルがマッサージに適しているのでこのゲルを使っています。ちなみに我が家では新生児からメディプラスゲルを使っていますが、肌に問題は起きていません。(アトピーの娘も使っていますが大丈夫そう)

オイルを使う時も同様ですが、はじめて使う時にはパッチテストをして様子をみてあげると安心です。パッチテストは腕の内側に少量塗ってみて肌に異常が見られなければクリアです。正しくは24時間様子を見るのですが、アレルギー反応がでる場合、だいたい1〜2時間あれば反応が見られることが多いです。

保湿ゲルでのベビーマッサージ方法

メディプラスゲルを2プッシュくらい手に取り、手のひらでクルクルしながら温めます。その後、顔→おなか→背中→手・足の順にゲルを伸ばしながらマッサージしていきます。

途中で滑りが悪くなったらゲルを2プッシュ程追加します。

  1. お顔の保湿
  2. おなかの保湿&マッサージ
  3. 背中
  4. 腕・足のマッサージ

赤ちゃんの保湿は皮膚のシワの間や、足や手の指の間までしっかりとしてあげることが大切なのですが、マッサージをしながら保湿すると隅々まで塗り忘れがないのがいいです。

クリームでも試してみたのですが、クリームだと滑りが悪くベビーマッサージには不向きでした。メディプラスゲルは肌への浸透もいいので、マッサージ後にまだ完全に浸透していなくても5分くらいでちゃんと浸透するので、多めに使ってマッサージするには適していました。

お風呂上がりに毎日マッサージできるので、便秘が気になる赤ちゃんや夜の寝つきが悪い赤ちゃんにもオススメの方法です。もちろん他の保湿ゲルでもベビーマッサージできますので、ぜひお風呂上がりの保湿ケアの時間をベビーマッサージの時間にしてみてはいかがでしょうか?

>>新生児から使っているメディプラスゲル体験談(もちろんママの肌にプルプルに!)