保育士の悩みと言えば日焼けとシミ。
一旦仕事に入れば子供達のお世話でバタバタしてしまうので、メイク直しはおろか日焼け止めを塗り直すことも難しいこともしばしば。朝たっぷり塗ったはずの日焼け止めも、汗ですぐに落ちてしまいます。ウォータープルーフの日焼け止めも子供達の運動量にはかないません。
保育士の職業病とも言える日焼けとシミの対策方法をご紹介します。
目次
保育士さんのための日焼けとシミ対策のポイント
実はわたし(さくら)の実家は保育園をやっています。祖母の代からの保育園で、全く違う仕事についた私も、保育士資格は持っています。
子供の頃から保育園に行くことも多く、人手が足りなくなる時期には実際に保育に入ったりもしています。
現場を見ていると、実に保育士さんの多くが日焼けとシミに悩んでいました。私も仕事が夏休みになると毎年保育に入りますが、日焼けしやすい体質も手伝って、1週間ほどで真っ黒けになります。そして、時間をおいてシミになっていました。
肌のキレイな先輩保育士さんに教えてもらった、保育士のための日焼けとシミ対策をご紹介します。
日焼け止めはケチらない
「日焼け止めを塗ってもどうせ落ちちゃうし…」と諦めモードだった私は、安いウォータープルーフの日焼け止めを使っていました。美肌先生曰く、日焼け止めはケチらずいいものを使った方がいいと言っていました。
ドラッグストアに行くと、日焼け止めって結構色々な価格帯もものがあります。安いものは200円くらいからありますし、高いものは2000円くらいします。モデルさんを起用したテレビCMでおなじみのALLIE(アリー)やANESSA(アネッサ)は2000円クラスの日焼け止めです。
私は500円前後のウォータープルーフの日焼け止めを使っていたのですが、結局日焼け止めが汗で流れてしまい日焼け。
見かねた美肌先生が日焼け止めをくれたのですが、この日焼け止めが神かというくらい良かった。成分も安全なものだから子ども達と触れても安心です。
薄メイクが多くメイク直しなんてできない保育士にとって、日焼け止めは戦友。OLさんに比べてメイク道具にお金がかからない分、ケチらずに日焼け止めに投資するのが美肌のコツなのだそうです。
家に帰ったらクーリング
日焼け止めを塗っていても行事などで長時間外に出ていると、日焼けをしてしまうこともあります。
今日は日焼けしたな!と感じる日は、帰宅後に肌のクーリングをしてみてください。
濡れたタオルやビニール袋に氷水を入れて、日焼けした箇所を5分くらい冷やします。保冷剤にガーゼやキッチンペーパーを巻いて冷やすのでもOKです。冷やしすぎに注意です。
冷たいシャワーを浴びる方法もありますが、シャワーの水圧が日焼けで火照った肌には刺激になってしまうので、できれば避けた方がいいですね。
日焼けは肌のヤケドです。1日頑張った肌をしっかりとクールダウンしてあげてください。
日焼け肌は徹底的に保湿
日焼けが気になる季節はいつもよりも保湿ケアを徹底してください。日焼けを抑えてシミを防ぐには早いうちに肌にたっぷりの水分を与えることが欠かせません。化粧水は「付けすぎかな?」と感じるくらいの量を付けて丁度いいです。
化粧水はコットン派の方もいると思いますが、日焼けをしている肌はデリケートな状態なのでコットンでの化粧水はお休みしましょう。手に化粧水をとって、優しく押し込むように肌に浸透させていきます。
アベンヌウォーターなどのスプレータイプの化粧水などを、たっぷり肌にふりかけるものいいですね。手軽に肌に水分を与えられるので、夏はアベンヌウォーターが大活躍します。洗面所に1本置いておけば、入浴後も朝の洗顔後もいつでも肌の水分補給ができます。
水分を多めに飲む
肌のターンオーバーを整えて日焼け後の肌の回復や、シミができにくい肌を作るためには体の中がキレイな状態であることも必要です。水分を多めに摂ることで老廃物を排出する機能が高まり、日焼けのケアやシミのケアにもつながりますので、紫外線が気になる季節になったら意識的に水分を多めに摂るようにしてください。
飲み物は水やお茶がおすすめです。ハーブティーで体をリフレッシュするものいいですね。ハーブティーの中にはエイジングケア効果のあるものもあります。
水筒の中にハーブティーを入れている先生も増えていますね。夏は冷たいハーブティー、冬はちょっと暖かいハーブティーを持参すれば、保育中でも美肌ケアできます。
メラニンの生成を抑えてくれる化粧品を使う
日焼けをした肌やシミに効果があると言われているのがビタミンC。ただ、普通のビタミンCは肌よりも分子が大きいので肌の奥までは浸透しません。
そこで多くの美白化粧品にはビタミンC誘導体と言われる、肌に浸透しやすい形にした成分を化粧品に入れてあります。中でも厚生労働省がメラニンの生成を抑えてシミ・ソバカスを防ぐと認めたVC-IPというビタミンC誘導体に注目が集まっています。
そもそも日焼けやシミができにくい肌を作って行くには、メラニンの生成を抑制する成分が入っている化粧品を選ぶのも有効な方法です。