母乳パッドでかぶれた!【かぶれの原因と対策をご紹介】
さくらさくら

授乳中に活躍する母乳パッド。母乳パッドは、服に母乳が染みてしまうのが防げる便利なアイテムですね。しかし、母乳パッドは意外とかぶれやすく、悩んでいるママは多いものです。

母乳パッドを使わないと服に染みてしまいビショビショになる事もあります。そのため、かぶれを我慢して母乳パッドを使い続けている方もいます。

母乳パッドでかぶれてしまった場合、大切ことは2つです。

 かぶれた肌の緩和
これ以上かぶれない為の対策

母乳パッドで肌がかぶれてしまう原因と、私(さくら)が実際に試して効果を感じたかぶれ対策方法を、具体的にご紹介します。

目次

母乳パッドでかぶれる原因は?

母乳パッドでかぶれてしまう原因は大きく分けて2つあります。

母乳パッドは蒸れやすい

母乳の出がいいと、母乳パッドはすぐに湿ってしまいます。湿ったままの母乳パッドは肌への負担となります。また、雑菌が繁殖しやすくなり、肌環境は最悪の状況に…。

母乳パッドをつけていると、ブラジャーだけでホールドされている時に比べ、赤ちゃんを抱っこした時、動いた時に肌への摩擦が大きくなります。濡れた状態の母乳パッドだと、さらに摩擦は大きくなり、動く度に肌は擦れてしまいます。肌が擦れて炎症が起きているところに、雑菌がわさわさしていたら、さらに炎症はひどくなりますよね。

肌への刺激

使い捨ての母乳パッドは、ナイロン素材や化学繊維を使っているため、肌に長時間触れているとどうしても肌の負担になります。生理用のナプキンでかぶれやすい方もいるかと思いますが、母乳パッドでも同じ状況が起きていると考えると理解しやすいですね。

最近の母乳パッドは考えられていて、肌に当たる部分はコットン素材を使っているものが多いです。それでも産後は肌がデリケートなので、母乳パッドのちょっとした刺激でも肌が炎症を起こしてしまいがち。また、母乳パッドは母乳期間中は長期間に渡ってお世話になるものなので、普段はかぶれにくい方でも徐々に肌への負担が蓄積してしまいかぶれてしまうこともあります。

母乳パッドでかぶれてしまったら?かぶれ対策方法

母乳パッドの多くは、ブラジャーの内側に貼り付けるタイプです。肌に触れる側はコットン素材ですが、洋服に染みないようブラジャー側はナイロン素材です。そのため、どうしても母乳をいっぱい吸った母乳パッドはムレて、肌への刺激になってしまい、肌がかぶれてしまいます。

かぶれた肌の緩和

まずは、既に母乳パッドでかぶれてしまった肌の炎症を緩和することが大切です。かぶれた肌を緩和するには清潔と保湿がポイント。

母乳パッドは授乳のたびに効果する

湿った状態では雑菌が繁殖しやすくなりますので、母乳パッドは授乳の度に交換し、授乳前でも母乳パッドが湿ったら交換しましょう。育児中は赤ちゃんのお世話で次から次にバタバタと忙しくて、自分のことは後回しにしがちですが、授乳と母乳パッドの効果はセット考えておくといいですね。

かぶれた部分を拭く

また、母乳パッドの交換の時には、母乳パッドが触れていた部分を優しく拭き取るといいです。タオルを濡らして拭いて…としていると洗濯物も増えて面倒ですし、タオルを濡らす手間もかかってしまうので、赤ちゃん用のおしり拭きを使うと肌にも優しく簡単です。

かぶれた部分を保湿

授乳の後は、母乳パッドが当たる胸全体を保湿クリームなどで保湿しましょう。この一手間で、保湿ベールが母乳パッドが肌に触れる刺激からバリアしてくれます。

入浴の時に高保湿の入浴剤を使用するもの効果的です。たかが入浴剤と思いがちですが、保湿クリームだけを使用するよりも、保湿効果を高めてくれます。入浴後にゆっくり保湿できない場合でも、保湿入浴剤を使っておくと肌が潤ってくれますので、忙しいママには使えるアイテムです。

赤ちゃんと一緒にお風呂に入れば、親子揃ってスベスベお肌です。

これ以上かぶれない為の対策

使い捨ての母乳パッドは便利ですが、肌に負担がかかります。自宅にいる時は使い捨ての母乳パッドではなく、布製の母乳パッドを使うと、肌のかぶれが良くなります。オーガニックコットンの母乳パッドもあり、肌に優しいだけでなく、洗って繰り返し使えるので経済的です。

わざわざ布製の母乳パッドを購入するのは面倒という方は、ハンドタオルやガーゼを使用するのがおすすめです。私は、自宅にいる時はハンドタオルを使用していました。タオルを丁度いい大きさに折って、ブラジャーと胸の間に挟むだけです。タオルなら濡れてきたらすぐに交換して洗濯機でジャブジャブ洗えますし、卒乳後にも子供とのお出かけで活躍してくれますので無駄になりません。そして何より、肌に負担がありませんでした。

母乳の量が多い時には、母乳パッドの上にガーゼを挟んで、肌に当たる部分はガーゼが触れるようにしていました。特に暑い季節はかぶれやすいので、使い捨ての母乳パッドよりも通気性の良い、コットン素材がおすすめです。

お出かけの時は使い捨ての母乳パッド、自宅では布製かタオルを使うなど、賢く使い分けて肌のかぶれを解消しましょう。

【かぶれの炎症を抑えて保湿】オーガニック入浴剤を使っていました

100%カミツレエキスの入浴剤をご存知ですか?カミツレとはカモミールのことで、有機肥料で手間暇かけて育てたカミツレのみを使った入浴剤なのですが、アトピー肌などアレルギー疾患のある子供達でも安心して使えると話題の入浴剤です。

カモミールはハーブの女王とも呼ばれ、抗炎症・抗アレルギー作用がある「α-ビサボロールやカマズレン」という成分や、消炎・鎮静作用がある「アピゲニン」という成分が豊富です。日本では1982年までは「カミツレ花」という成分名で、医薬品として扱われていたほどのパワーがあります。

私が使ったのは華密恋という国産のカミツレエキス100%の入浴剤でした。もちろんオーガニックの入浴剤で、近所のオーガニックショップでも華密恋のシリーズが置いてありました。

カミツレには保湿効果はもちろん、炎症を抑える効果があるため、わが家ではアレルギー持ちで肌が1年中ブツブツ・ぐちゅぐちゅしている娘のために購入したのがきっかけで使い始めたのですが、娘の症状が落ち着いてからしばらく使っていませんでした。今回、授乳で母乳パッドで見事にかぶれてしまい、困っている時に思い出したのが華密恋の入浴剤だったのですが、使ってみて大当たり。

入浴時に華密恋の入浴剤を入れてみたら、かぶれた箇所の炎症が徐々に改善されて、肌もしっとりしました。赤ちゃんも使える入浴剤なので、赤ちゃんと一緒に使えるのも助かっています。

>>華密恋の保湿入浴剤を実際に使ってみたレビューも写真入りで公開しています。参考にしてみてください。

まとめ

母乳パッドでのかぶれは、保湿を心がける事でかなり良くなります。また、自宅に居る時には、布製の母乳パッドをしたり、ハンドタオルを使用してみましょう。母乳が落ち着いてきたら、お出かけの時にも布製の母乳パッドや、ガーゼハンカチを使用するとさらにかぶれにくくなります

かぶれは辛いですが、この辛さも今だけです。授乳期間なんて、あっという間に過ぎ去っていきます。この辛いけれど幸せな時間を、上手に乗り切っていきましょう。

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