妊娠中・授乳中は飲み物にも気を使いますよね。カフェインが入った飲み物はさけるのはもちろん、なるべくならお腹の赤ちゃんのためにも体に良いものを摂取したいですね。
先日「妊娠中や授乳中はどんな飲み物を飲んでいましたか?」というご質問を頂きました。
飲み物も肌をつくる大切な要素の1つということで、水分も多くとりたい妊娠中・授乳中の時期にぴったりの、ノンカフェインでお通じにもお肌にも良い飲み物を探しました。実際に妊娠中に飲んでよかったノンカフェインの飲み物おすすめベスト5を紹介します。
目次
妊娠中・授乳中におすすめの飲み物、おすすめベスト5
ルイボスティー
美容に良いと評判のルイボスティーですが、ノンカフェインで赤ちゃんから飲める体に優しいお茶なので、妊娠中にもオススメです。
ルイボスティーにはカリウムやマグネシウムなどのミネラルが豊富で、ビタミンCやカルシウム、鉄分など妊娠中に不足しがちな成分も含まれています。
妊娠中は貧血になりやすく、検診の時に鉄剤を処方される方も多いものです。私も1人目、2人目の時に貧血で薬を処方されていましたが、ルイボスティーの飲んでいた3人目の妊娠時には貧血を指摘されることはありませんでした。
もちろん美肌対策にも効果的です。その他にも、ルイボスティーにはむくみや冷えへの効果や、安眠効果もあります。妊娠中の悩みに常に上位に入る便秘にも効果があります。
ルイボスティーには腸内の善玉菌を活性化させる酵素が含まれているため、飲んでいるだけで腸内環境を整えて便秘を解消に導いてくれます。
ルイボスティーは、妊娠中にありがたい効果満載の飲み物と言えますね。
たんぽぽ茶
妊娠中の飲み物として有名なのがたんぽぽコーヒーですが、たんぽぽ茶はたんぽぽコーヒーと同じ原料であるたんぽぽの根で作ったお茶です。ハーブティー専門店などでは、ダンデライオンルートという名前で販売されていたりします。
血行を良くする効果があるので、私(さくら)は妊娠前はダイエット用のブレンドティーにも入れてもらっていました。
たんぽぽ茶は昔から、母乳の出や質を良くするお茶として重宝されています。ミネラルや鉄分が豊富で、血の巡りを良くしてくれるので産後はもちろん、妊娠中の体調管理にも役立つお茶です。
もちろんノンカフェインで、妊娠中から安心して飲むことができます。血圧を下げる効果もあるので、ちょっと血圧が上がってきてしまった妊婦さんにもオススメです。逆に低血圧の方には注意の必要なお茶でもあります。
たんぽぽ茶の難点は、味です…。ちょっと苦味がクセのある味なので、飲みにくいと感じる方もいるようです。
今は、飲みやすく工夫されているたんぽぽ茶も出ているので、そういったものを選ぶとストレスなく飲めていいですね。
ラズベリーリーフティー
妊娠8ヶ月を超えたら飲んでおきたいのがラズベリーリーフティーです。
ラズベリーリーフティーには母乳の出をよくすると言われており、昔から妊婦さんに愛されてきたお茶です。もちろんノンカフェイン。
ラズベリーリーフティーは安産のお茶とも言われており、スムーズなお産をサポートすると欧米では親しまれています。ただ、妊娠中期までに飲むと子宮の収縮を促してしまう可能性があるので、飲み始めるのは妊娠8ヶ月頃からにしましょう。
ラズベリーという響きからベリー系の甘いお茶を想像しますが、ラズベリーの葉っぱのお茶なので普通のお茶です。クセもないので、食事中も毎日の水分補給にも用途を選ばず飲みやすいお茶です。たんぽぽ茶はクセがあって苦手という方でも、ラズベリーリーフティーは飲みやすいと思います。
麦茶
ノンカフェインの代表格のお茶。赤ちゃんも飲める安心のお茶です。妊娠中に不足しがちなミネラルもたっぷり入っているので、手軽にミネラルの補給ができます。
日本人には馴染みのあるお茶なので、どこでも手に入るので手軽なのが魅力です。自動販売機でも簡単に手に入りますね。私は外出中に飲み物を買う場合には、いつも麦茶を買って飲んでいました。
他の飲み物も取り入れつつ、妊娠中のベースの飲み物にするのもいいですね。
水(白湯)
やっぱり妊娠中にも水(白湯)はいいですね。便秘がちな方は朝起きてすぐにコップ一杯の白湯を飲んでみてください。腸が動き出すのがわかります。
妊娠中は体の血液を増やすために必要な水分量が増えます。妊婦さんは汗もかきやすいので、ベースとなる水にも気を使いたいですね。
私は妊娠中にウォーターサーバーを導入しました。いつも冷たいお茶とお湯が使えますし、大きなお腹でペットボトルの水を買いにいく必要がなくなったので便利でした。ミネラルウォーターも選べるサーバーがほとんどなので、お気に入りのお水を見つけてみるのも楽しいと思います。
赤ちゃんが生まれてからはミルクをささっと作れるので、出産準備としてもウォーターサーバーは導入しておいた方がいいかもしれません。最近は病院でもウォーターサーバーを導入しているので、ミルクの作り方もウォーターサーバーを使ったミルクの作り方の指導でした。もちろん入院中の赤ちゃんのミルクもウォーターサーバーのお水です。
デカフェやカフェインレスコーヒーは飲んでも大丈夫?
最近良く聞くデカフェやカフェインレス・ノンカフェインという言葉。コーヒー好きのママには深刻な問題かもしれません。(私も独身時代から1日の始まりはコーヒーで始めたいタイプです。)
デカフェ・カフェインレス・ノンカフェインって違うを知っていましたか?
デカフェ
もともとカフェインを含んでいたものから、カフェインを取り除く加工をしたもの。100%取り除くことは難しいため、カフェインゼロではありません。
カフェインレス
カフェインレスは、カフェインが含まれている量が少ないものを指します。こちらもカフェインゼロではありません。
ノンカフェイン
カフェインレスはカフェインが全く含まれていないものに使われている言葉です。
カフェインが気になる場合には、ノンカフェインと書かれている飲み物を選ぶと安心です。ただ、妊娠中や授乳中は全くカフェインをとってはいけないという訳ではなく、通常のコーヒー1〜2杯くらいのカフェイン量ならば問題ないとされています。
摂りすぎには注意が必要ですが、過度に気にしすぎてストレスをためるのも考えものです。『デカフェ』『カフェインレス』『ノンカフェイン』どの表記のコーヒーを選んでも、妊娠中や授乳中に問題ない量のカフェイン含有量ですので、深刻になり過ぎない程度に気にして過ごしていきましょう。
妊娠中や授乳中の飲み物選びは赤ちゃんのためにも大切
妊娠中や授乳中にママが飲んだ飲み物は、赤ちゃんの身体にも入ります。ママの水分が不足すると、お腹の赤ちゃんにも栄養が行くにくくなったり、母乳が出にくくなったり、詰まったりしやすくなります。
お肌のためにも水分摂取は大切です。ぜひ、喉が乾いていなくても水分摂取することを習慣にしてみてください。定期的な水分摂取はカゼ予防にも効果的です。
まとめ
ルイボスティーとたんぽぽ茶は、妊娠中の女性の体を労わる成分がたっぷりと含まれています。
妊娠中は体調の変化で、便秘や貧血など辛い症状も出てきやすい時期です。毎日の水分補給の中で、そういった症状を軽減できれば嬉しいですね。お腹の赤ちゃんのため飲み物にも気を使いつつ、体調管理にも役立つ飲み物を選び、快適な妊婦生活を送りましょう。