【赤ちゃんのよだれが多い!?】対策や注意したいことをご紹介

赤ちゃんのよだれが他の子よりも多いとママは心配になりますし、お着替えなどで大変ですよね。赤ちゃんのよだれが多い 心配すべき時と安心なものがあります。

赤ちゃんのよだれが多い時の対策や注意したいことなどを実体験を織り交ぜてご紹介します。

目次

赤ちゃんのよだれが多いときの対策は?

赤ちゃんよだれが多いこと自体は心配することはありません。他の子に比べて赤ちゃんのよだれが多いと「うちの子はなんでよだれが多いのかしら?」と心配になりますが、よだれの量は個人差が大きく、逆に赤ちゃんのよだれが少なくて悩んでいるママもいます。

ただし、急によだれの量が増えたり、熱などを伴う場合、カニさんのように泡状のよだれの場合には、体の異変が伴っている場合がありますので、一度小児科で相談してみるてください。

赤ちゃんのよだれが始まる時期は3ヶ月〜3才くらいまでと、時期についても個人差が大きいです。統計的には、離乳食が始まる時期から歯が生える時期に最もよだれが多くなりやすいとされています。

離乳食が始まると自分でご飯を消化する必要があります。唾液には大切な消化酵素であるアミラーゼが入っており、デンプンを糖(マルトース)に変える重要な役割をしています。離乳食が始まった赤ちゃんにとって、唾液はとても大切なものです。

また、歯が生え始めた赤ちゃんも歯がムズムズしたり、歯茎が痒かったりしてよだれが多くなりがちです。

そうは言っても、赤ちゃんのよだれが多いと服はよだれでベチョベチョになりますし、よだれかぶれも気になります。赤ちゃんのよだれ対策をまとめてみました。

おしゃぶりを使う

おしゃぶりを使うことで唾液を上手に飲み込むことができるようになる赤ちゃんもいます。おしゃぶりは歯並びが悪くなると言われていたこともありますが、おしゃぶりを咥えながらなるなど長時間使用するのでなければ、問題ないという見解の歯科医師が増えています。それどころがおしゃぶりは鼻呼吸を促すので、健康のためのいい習慣が身についくと推奨する医師も多いです。

ただ、おしゃぶりは好き嫌いがあり、完母の赤ちゃんなどはおしゃぶりを受け付けないこともあります。ちなみ我が家では長女はチュパチュパおしゃぶりっ子でしたが、長男と次男はおしゃぶり完全拒否でした。

おしゃぶりをしていると、確かによだれが口からタラ〜ということは少なかったです。

まめに着替えやスタイを変える

赤ちゃんのよだれをよだれが付いた服やスタイが肌に長時間あたってしまうと、よだれかぶれが起きてしまうことがありますので、よだれて濡れたスタイや服は替えてあげるようにしましょう。

よだれピークの時には、すぐにスタイがよだれでびしょびしょになってしまうので、洗濯物が増えてしまい大変ですが、よだれかぶれは治りにくいので予防の意味でも濡れた状態の布を肌に触れさせて置くのは避けた方が安心です。

私はよだれが多くなってから安いスタイを買い込み、スタイを次々に替えていました。よだれがそれほど多くなかった時期はスタイのデザインもこだわっていましたが、デザインなんて二の次。安さ重視でスタイを選んでいました。

よだれでシミができてしまうこともありますし、可愛いスタイはまたよだれが落ち着いてからのお楽しみしています。

保湿して肌バリア

肌は潤った状態ならば自分でバリア機能を発揮することができるので、よだれからの刺激にも負けずよだれかぶれになりにくいです。よだれが原因で湿疹ができてしまうと「乾かしてあげた方がいいのかな?」と思いがちですが、どんな肌トラブルであっても正解は保湿をすることです。

よだれが多い時期は、赤ちゃんの口の周りと首周りを1日数回ぬるま湯をしぼったガーゼでポンポンと軽く叩くように拭いてあげ、その上から毎回保湿クリームなどでケアしてあげましょう。

赤ちゃんのよだれが多いのはいいこともあった!

いつも赤ちゃんのよだれが多いと、ママはたいへんですよね。
でも、赤ちゃんのよだれの量が多いのは、原稿に役立っていることもあるんです。

虫歯予防

よだれの多い赤ちゃんは虫歯になりにくいと言われています。人の唾液には自浄作用があり、大人でも唾液が少ない人の方がお口のトラブルが多いです。

赤ちゃんの歯磨きはまだ1日1回。でも、ヨダレが多いのは赤ちゃんはいつも口の中をキレイにしている状態なので、むし歯になりにくいのですね。

カゼをひきにくい

よだれが多いのは赤ちゃんは、よだれと一緒に口の中に入ったカゼなどもウイルスも外に出しています。

お散歩から帰ってきても、まだうがいが難しい赤ちゃん。よだれが多いのは赤ちゃんは、うがいができなくても、自然にうがいと同じような効果を発揮しているのでカゼをひきにくいです。

赤ちゃんのよだれが多いと湿疹や肌荒れも心配

保湿剤って、ベビー用品売り場に置いてあって、【ベビー用】って書かれていれば安心だと思われがちですが、実際に成分を見てみるとそうじゃないことに気がつきます。

大手メーカーのベビー用保湿剤でも、◯◯パラベンや香料など、赤ちゃんの肌な負担になりやすい成分が入っている保湿剤も多いので、可愛らしい赤ちゃん用パッケージで選ぶのではなく、成分そのもので選んであげたいですね。

>>赤ちゃんの肌に安心な高保湿ローションは?

【体験談】わが家の赤ちゃんもよだれが多いです

わが家には3人の子供がいますが、長男と次男がよだれっ子。特に今1歳になったばかりの次男のよだれは多くて、毎日洗濯物を干すと大量のスタイとTシャツが並びます。
マメに着替えさせているつもりでも首にはよだれかぶれで湿疹もできてしまい、ママは泣きそうな日々です。

赤ちゃんとお出かけ中に知らないおばさまに「よだれがたくさんね〜」なんて、何の気なしに声をかけられる事もあり、その度に「やっぱり、よだれが多いのかぁ…」と凹んだりもしていました。悪気はなくただ目で見えた特徴を口にしているだけなのは分かっていますが、悩んでいるときによだれの事を言われるのは本当に嫌でした。

うちの子はスタイが気に入らないお年頃のようで、自分でスタイを引っ張ってベリベリとスタイのマジックテープをとってしまいます…そうなると洋服もよだれでびっしょり。

夏はよだれで濡れたスタイや服が、時間が経つと臭くなるので、水に無添加のベビー用の漂白剤を入れた蓋つきバケツを用意しておいて、よだれで濡れたスタイや服をつけ置きしていました。

その都度洗って干せばいいのだと思いますが、やんちゃ盛りの次男から目を離すことができず、この方法で落ち着いています。

保育園から大量のスタイや服を持ち帰ってきた時も、家にいる付いてすぐにバケツの中につけて置き、子供たちが寝静まってから洗濯しています。

でも、よだれが多い効果なのか、次男はほとんどカゼをひきません。保育園に行っているのですが、同じクラスでカゼが流行ってもなんのその。長男と長女は保育園のカゼの移し合いっこで、月の半分くらい休んでいたこともあるだけに、よだれが多いことも良いこともあるんだなぁと実感しています。

やっぱり健康なのが1番ですからね。

首のよだれかぶれは、気がついたら濡らしたガーゼで拭いてあげることと、拭いた後には保湿剤を付けてあげることで解決しました。

迷ったのが、保湿剤。ワセリンはベタつくし、市販のベビー用の保湿剤は防腐剤などがバリバリ入っているし…。
わたしが選んだのは、私が自分のスキンケアに使っていたメディプラスゲルという保湿ゲルでした。ベビー用ではないのですが、成分を見るとベビー用の保湿剤よりも肌に優しいので、長男の時に試しに使ってみたらこれが何ともしっくりきました。

べたつかないので赤ちゃんも嫌がらないし、しっかりと潤ってよだれからも肌を守ってくれてる感じがよかったです。ベビー用でないのがひっかかりましたが、成分表とじっくりにらめっこした結果、敏感肌用なので成分面は安心でした。念のため使用前にも赤ちゃんの腕の裏でパッチテストをしましたが、特に問題なかったので普通に大人用のゲルを使っています。

ひどくなったら皮膚科に連れて行こうと思っていたのですが、根気よくケアをしているうちによだれかぶれは落ち着きついてきました。

>>メディプラスゲルは子供や赤ちゃんに使って大丈夫なの?実際の効果を検証!

赤ちゃんのよだれは健康を守っている

赤ちゃんのよだれが多いとママは気を使うことが増えてしまい、本当に大変です。でも、大量のよだれもいつかは落ち着きますし、何より赤ちゃんの健康を守ってくれているものと思えば、よだれの多さすら愛おしい…(とは思えませんが)。

うちの長男・長女と次男は間が空いていて、長男と次男は10歳違います。
よだれの多かった長男の時は、初めての育児だったこともあり心配事も多かったですが、今となってはよだれが多くて悩んだ日々すらいい思い出です。

次男のよだれが多くて「うわーっ」とてんてこまいになっている日々も10年後には愛しい日々に変わっているはずです。

お互い今しかないよだれライフを楽しみましょう。

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