できるだけ母乳で育てるのが最近の育児の主流です。
母乳は赤ちゃんにとってその時期に必要な栄養素がピンポイントで摂れるので、できれば積極的にあげたいですよね。
でも、母乳で育児をしていると老けると言われています。自分ではそう感じていなくても、周囲から「子供を産んでから老けたよね、母乳育児なのかな?」と思われている事もあるので、気は抜けません。
今回は母乳育児が老ける理由、そして母乳育児をしても老けないためのポイントをご紹介します。
目次
母乳育児で感じる老けって?先輩ママの声もご紹介
肌が荒れる
母乳育児中は肌が荒れます。
母乳育児をしているとミルク育児よりも赤ちゃんの睡眠の感覚が短くなる傾向にありますので、ママの負担も増えてしまいます。
離乳は進んでも、母乳育児をしていると夜中の授乳がなかなか無くならず、睡眠時間の確保ができず肌も荒れがちになります。
授乳中は肌に水分や栄養も届きにくくなるので、ちゃんとケアしているつもりでも乾燥肌になっていることも多いものです。
授乳が軌道に乗ってきた産後3ヶ月くらいから、肌の乾燥が気になるようになりました。お手入れも全然してる暇がないし、肌はボロボロでした。
髪がバザバサ・白髪が増える
艶のないバザバサ髪は、「オバ髪」なんて言われ方もしているようです…。恐ろしい呼び名ですね。また、母乳育児中のママから多く聞かれるのが、白髪が増えたという悲しみの声です。
授乳中はどうしても栄養が母乳に優先的に供給されてしまうので、ママの体に栄養素が行き渡りにくくなります。特に、生命の維持に大きな影響を与えにくい髪の毛に行き渡る栄養は、後回しになりがちです。そのため、髪に艶がなくなったり、白髪が増えたと感じる方も多くなります。
分け目や生え際など鏡を見て目立つ位置に白髪が増える傾向にあるので、鏡を見るたびに白髪が気になることも多いです。
授乳中は抜け毛と白髪に悩まされました。夜泣きがひどかったので夜間断乳をするようになり、授乳回数が減ってきてからはだいぶマシになりましたが、それまでは見た目は老け込む一方でした。髪の毛っ人のて印象を決める時、大きなウエイトを占めているんだなぁと感じました。
胸の位置が下がる
胸の位置が下がると、見た目的に老けた印象になります。
出産すると乳腺が発達するので胸は大きくなりますが、母乳育児が落ち着いてくるといつでも胸が張っている状態でななくなってきます。そして、授乳後はスカスカの胸になってしまい、悲しい想いを感じている方もいるのではないでしょうか?
張りのない胸は洋服を着ても綺麗に着こなせず、老けた印象になってしまいます。
授乳で胸がしぼみました。授乳ブラって、胸の形を整える機能は弱いので、どうしてもバストの肉は流れてしまうような気がします。バストの形が崩れると、服の印象も変わってしまうので、体型が出ない服装をするようになりました。旦那にも指摘されて凹むばかりです。
服装が適当になる
子供が小さいとどうしても自分の服装にまで気を使っている時間がなくなります。出かける範囲もどうしても狭くなりがちなので、オシャレのしがいもなくなります。
人目に触れる機会が少なくなると、どうしても服装に気を使う張り合いがなくなってきます。
育児中の服は適当になっていました。特に子供が小さいうちは抱っこするとヨダレで汚れるし、散歩しやすい服になったりで、思うようにオシャレはできませんでした。アクセサリーを付ければ、子供を抱っこした時に引きちぎられましたし…。今となってはいい思い出ですが、最近のママさんはオシャレな人が多いので、すごいなぁと感心してしまいます。
授乳育児でも老け見えしない4つのポイント
肌はしっかり保湿が基本
肌トラブルを感じたら、まず意識して頂きたいのが保湿です。
ニキビができたり、シミができたりすると保湿よりもニキビケアやシミケアに目が行きがちですが、全ての肌トラブルは保湿がしっかりできていれば改善します。
もともと肌にニキビをケアしたり、シミをケアしたりする働きがあります。でも、その力を弱めてしまっているのが、保湿不足です。育児に忙しい時期ですが、セラミドやコラーゲン、ヒアルロン酸、プロテオグリカンなど、肌にもともとある保湿成分が入った化粧品で保湿ケアだけは忘れずに。
授乳中は普段の2倍、肌の保湿を心がけて丁度いくらいです。なるべく肌に負担のない化粧品でケアすることで、さら保湿効果もアップします。
育児で忙しくても白髪はチェック
白髪は老けた印象を与える以外他ならない存在なので、育児中でもやっぱりマメにケアする必要があります。肌がキレイでも白髪があるだけで、大きく印象は変わってしまいます。
育児中は忙しくてなかなか美容院にもいけないので、やっぱり活躍するのがセルフでの白髪ケア。中でも、白髪染めシャンプーが便利でした。
確かに白髪染めは綺麗に染まりますが、染めるのに時間がかかるので、染めている間に赤ちゃんが泣き出したら大変です。トリートメントタイプの白髪染めも使ってみましたが、正直全然染まらないし、戦場のようなお風呂タイムの中で、トレリートメントをつけて時間をおくなんてできませんでした。
その点、シャンプーなら毎日するものですし、浸け置き時間も全くいらないのがよかったです。もちろん白髪染めのように1回で白髪が目立たなくなるほどではありませんでしたが、1週間使えば鏡でみても白髪が目立たなくなったので、白髪対策にはラクでした。
毎日使っていれば、何も特別なことをしなくても白髪のない髪の毛を維持できるのが、忙しい育児中によかったです。
ドライヤーの仕上げは冷風で
お風呂上がりに、ドライヤーで髪の毛は乾かしていますか?髪の毛が濡れた状態だと、水気が蒸発するのと一緒に髪の毛の髪の中の水分も蒸発してしまうため、ボサボサ・バサバサ髪になってしまいます。
お風呂上がりは抑えるように髪の毛の水気を拭いて、なるべく早くドライヤーをかけるようにしましょう。
ツヤ髪のポイントは、温風で髪の毛を乾かした後に冷風を髪の毛をクールダウンさせることです。温風だけだと髪の毛のキューティクルが開いた状態なので、時間が経つにつれて乾燥してしまいます。冷風で蓋を閉じてあげれば、潤いも閉じ込めることができますよ。
子供が小さいとなかなかドライヤーをかける時間もないものですが、老け防止のためにちょっと工夫してみませんか?我が家ではお風呂上がりに子供のケアを先にしたあと、ドライヤー遊びをしながら自分の髪を乾かしていました。私の髪を乾かしてながら、たまに遠くから赤ちゃんに風を当てると、ドライヤーの風が当たるのが楽しいようでキャッキャと笑っていました。
ドライヤーも親子のふれあいの時間にしてしまえば、ハードルが少し下がりますね。
オシャレに見える楽チン服を選ぶ
最近では、プロのスタイリストがあなたの条件に合った服を選んでくれる月額サービスが人気です。
小さい子供がいるとじっくり服を買いに行く時間もありませんし、ネットで服を購入すると試着ができないので失敗して泣き寝入りするパターンもあるようです。
エアークローゼットをはじめとする月額洋服レンタルサービスなら、月に何度でも借りる服を変えられたり、気に入った服は買い取ることもできちゃいます。
私は「子供と外に出ることも多いけど、綺麗に見える服」をオーダーしました。次のレンタルの時に、「前回届いた服の系統がいい」とか「もう少しコンサバ系がいい」などコメントを書いておくと、そのコメントを参考にさらにブラッシュアップしたスタイリングをしてもらえます。
まとめ
母乳育児をしていると産後の育児疲れ&母乳に栄養を取られてしまうことから、どうしても老けた印象になってしまうことが多いです。
でも、老けは気持ちから来るものでもあります。子供が大きくなって来ると、今のあなたは人生の中で、一番輝いている時期です。「老けた…」と気にして塞ぎこむのではなく、キレイなママでいるためにも積極的に外に出てみませんか?
刺激にもなりますし、気分転換にもなってリフレッシュの時間にもなるはずです。母乳で我が子を育てているあなたは素晴らしいです。誰にもマネできません。ぜひ、自信を持って笑顔で過ごしてください。
笑顔は細胞活性のための一番の栄養です。