幼児は乾燥肌になりがちです。乾燥が気になる季節は、幼児の肌はすぐに乾燥してしまいます。お風呂からあがってみたら、お腹がカサカサなんてこともあるのではないでしょうか?幼児の肌は大人に比べて薄いので、保湿が重要です。
そこで悩むのが保湿クリームについてです。保湿クリームは大人と同じものを使ってよいのか?これはツヤ肌先生さくらも悩みました。子供用の保湿クリームも使用してみましたが、なんだか保湿力が足りないような気がして納得がいきませんでした。
実は種類によっては、大人用の保湿クリームも幼児に使用することが可能です。
しかし、幼児の肌は敏感なのでよく成分を吟味する必要があります。大人用の保湿クリームを幼児と一緒に使う時の成分チェックのポイントをご紹介します。
大人用保湿クリームを幼児と一緒に使いたい!成分チェックのポイント
幼児に大人用の保湿クリームを使う場合は成分をチェックすることが重要です。幼児の肌の角質層は大人の1/2~1/3程度の厚みしかありません。そのため、皮膚が敏感なので、ちょっとした刺激がアトピーなどの引き金になったりもします。
今の化粧品は全成分が表示される決まりになっています。ネットで購入する場合にも全成分は記載されています。肌に良いものも、悪いものも全て書かれていますので、子供の肌を守るためにはチェックしたいですね。
界面活性剤
界面活性剤は水と油を混ぜるには必要なものです。でも、界面活性剤は肌悪いものの1つとして知られています。
界面活性剤には、植物性と石油系があります。肌に悪いのは石油系です。植物系の界面活性剤は肌に優しくて良いのですが、使用している化粧品はまだかなり少数派です。
レシチンや脂肪酸エステルなどはお肌に刺激が少ないので許容範囲内だと思います。
【 注意したい表示成分 】
・ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸塩
・トリエタノールアミン
・スルホン酸Na
・キシレンスルホン酸アンモニウム
・パレスー3硫酸Na
・パレスー3硫酸アンモニウム
・ラウリル硫酸Na(SLS)
・ラウレス硫酸Na
・ラウリル硫酸アンモニウム
・ラウレス硫酸アンモニウム
など
パラベン(防腐剤)
ドラッグストアで見かける保湿クリームの多くに含まれています。防腐剤として使用されています。肌に刺激があり皮膚障害の可能性もあるため、全成分表示になる前から表示することが義務付けられていた旧指定表示成分です。
【 注意したい表示成分 】
・メチルパラベン
・エチルパラベン
・プロピルパラベン
・ベンジルパラベン
など
フェノキシエタノール(防腐剤)
防腐剤として使用されています。パラベンと書かれ肌に優しいとアピールしている商品でも、フェノキシエタノールが使用されている事もよくあります。
ヒノキチオール(防腐剤)
ヒノキの成分ですが、防腐剤の種類の1つです。幼児にはなるべく避けましょう。
香料
植物エキス等で香りを出しているものは良いのですが、香料を意図的に入れているものは、幼児の肌には負担になるため避けましょう。
香料が含まれている場合、「香料」と記載されています。
幼児と一緒に保湿クリームを使う場合、「肌に悪いものが入っていない保湿クリーム」を選ぶことが大切です!
セラミド
最近の大人用の保湿クリームに含まれている「セラミド」は保湿に優れ、肌を刺激から守る働きもあるので、幼児が使用する保湿クリームも、セラミドが配合されているものが良いですね。
コラーゲン
コラーゲンは、肌に元々ある成分です。大人と違い幼児の肌にはコラーゲンはたくさん含まれてはいますが、肌に付けて逆効果があるものではありませんので、コラーゲンが配合されている保湿クリームも幼児に安心して使えます。
ヒアルロン酸
ヒアルロン酸も、肌が元々持っている成分です。皮膚の真皮という部分に多く存在しています。ヒアルロン酸はアレルギーや肌トラブルの心配がないので、ヒアルロン酸が含まれていても安心して使用できます。
肌の保湿に良い効果がある成分は、幼児にも使ってあげると良いですね。
ツヤ肌先生さくらは、メディプラスゲルというオールインワンゲルで子ども達と一緒に保湿をしています。幼児に避けたい成分は含まれておらず安心して使えるので気に入っています。あなたもお子さんと一緒に使えるお気に入りの保湿クリームが見つけてみてください。
大人用の保湿クリームを幼児に使うことで、幼児の乾燥肌を改善することも可能です。しかし、幼児の肌は敏感なので肌に優しい成分でできている保湿クリームを選ぶようにしましょう。幼児の肌に良いものはママの肌にも良いものです。化粧品を選ぶときは、謳い文句だけでなく成分もしっかりとチェックしたいですね。
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