【妊娠中の痒疹(ようしん)】かゆくて辛くて…5g数千円の高価な薬を使用

私は22歳の頃、第1子を妊娠しました。妊娠初期は比較的つわりも弱く、仕事も順調に行うことが出来ていたので、特別妊娠を辛く感じることはありませんでした。

妊娠経過を知らせてくれるアプリを見て情報収集をしたり、毎月の妊婦健診に行っては日々確実に自分のお腹の中で大きくなっている小さな命にワクワクしながら過ごしていました。

妊娠5ヶ月。突然の腕のかゆみに悩まされるように

そろそろお腹もポッコリ膨らんできた妊娠5か月ごろの事。
私は元々ストレスや乾燥によって腕がかゆくなることが多々あったのですが、この時期辺りから腕がかゆくなることが日に日に増えていきました。その頃ちょうど寒さや乾燥が厳しい冬であったことや、引っ越して環境が変わったことも原因の一つかもしれません。

しかし、ただかゆいだけで産婦人科の先生に報告するのも気が引けるな、となぜか変な気をつかって放っておいていました。すると段々かゆさは悪化していき、腕には蕁麻疹のようなブツブツが常時現れるようになり、足も同様にブツブツしてかゆくなり始めたのです。

お昼間の仕事中はあまり気にしていられませんでしたが、夜の特に寝る時、布団に入って体が温まり始めると寝つけないほどかゆくなりました。一緒に寝ていた旦那さんによると、寝ている最中もガシガシ掻いていていたようです。

妊娠性痒疹?治す為に「たった5gで何千円」の薬を購入しました

ずっとブツブツしていて見た目も気持ち悪いですし、なおかつ耐えられないほどかゆかったですが、それでもなぜか病院には頼りたくなく、必死にインターネットでかゆさの原因と解決方法を調べました。

インターネットによると妊娠性痒疹といって、ホルモンバランスの乱れによって妊婦の方では初期~後期どの時期でも発症しうるかゆみだそうです。

そしてかゆみに良く効くとされている成分が入った塗り薬を求め、ドラックストアへ向かいました。その薬はたった5gで何千円もしたので買うとき少しためらいましたが、これで治るならと購入しました。しかしその薬を塗っても一向に治る気配は無く、毎晩かゆさに耐えながら布団に入る日々が続きました。

妊娠後期になりブツブツもキレイに。妊娠中のかゆみはストレス以外の何者でもなかった

妊娠後期に入るといつの間にかかゆみは治まり、ブツブツも綺麗に消えていきました。
ただ夜も眠れないほどかゆいブツブツは精神的にもかなりのストレスだったので、早めに産婦人科や皮膚科に行って適切な措置を受ければよかったなと思います。
また、妊娠中は無意識の間に沢山の心身の不安や疲れを感じています。そういった自分の内側の声をないがしろにせず、しんどいときはしんどいと素直に休むことも必要だなと感じました。