妊娠したら乾燥が全身に広がりました。徹底保湿の末に学んだのは?

31歳で妊娠したときのことです。
妊娠初期から後期まで、時期によりそれぞれ違った変化がおきました。妊娠初期のころはとにかく顔全体が乾燥し、いくら保湿に気を付けても常につっぱる感じがしました。唇はどれだけリップクリームを塗りなおしてもカサカサして、皮膚が剥がれてくる始末でした。

妊娠中期、顔の乾燥から全身の乾燥へ。ボディクリームが手放せない

妊娠中期には顔の乾燥は引き続きあったものの、初期の頃に比べれば落ち着きましたが、今度はお腹周りの乾燥がひどくなり、乾燥によるかゆみがでてきました。

さらに、妊娠後期に入るころには乾燥が全身に広がり、普段乾燥を感じたことのない肩周りや背中まで粉がふくようになりました。特に背中は長年ニキビに悩んでおり、乾燥というよりはベタつきを感じるような状態だったのですが、その背中が乾燥によりボディクリームを塗らないといけないくらいに乾燥しました。

妊娠前はインナードライの乾燥肌。妊娠したら全身超乾燥肌に。

元々敏感肌で、どちらかと言えばインナードライの乾燥肌でした。肌荒れには小学生のころからずっと悩まされてきました。顔のニキビはTゾーンの思春期ニキビから、大人ニキビに至るまで一通り経験し、アラサーになってもホルモンバランスの関係で生理直前に毎回ニキビができる状態でした。
もともと乾燥肌ぎみではありましたが、妊娠前までは部分的にオイリーなところもありました。それが妊娠したら全身超乾燥肌に変化しました。

妊娠線予防クリーム・ボディクリーム・オイルの重ね塗り。妊娠中の肌は刻々と変化しました

とにかく乾燥するので保湿を徹底的に行いました。

お腹、胸、お尻周りは妊娠線予防クリームに加え、ボディクリーム、その上にオイルを重ねました。それを最低でも朝晩2回行い、加えて1日数回、乾燥を感じたときには、その度合いに応じて妊娠線予防クリームやボディクリームを塗り、乾燥によるかゆみも感じるときにはオイルも塗り重ねるようにしました。

外出時にかゆみを感じた時は、トイレでハンドクリームを塗っていました。また、家では常に加湿器で一定の湿度を保つようにし、水分もたっぷり摂るように意識しました。

さらに、内側からのケアとして、妊娠中にも飲めるサプリメントで栄養を補い、食事のバランスも気を付けるようにしました。それだけ徹底して行ったので症状は落ち着きましたが、サボるとすぐに悪化するので毎日毎日保湿や食事に気を配らなければならず、なかなか大変でした。

妊娠中と一言で言っても体は常に変化し続けているので、その段階によって異なった症状が出てきます。その症状をしっかりと観察して、状態にあったケアをすることが重要だと感じました。

自分で気づかない部分(手の届きにくい部分や見えない部分)は、パートナーに言われて気づいたということもあるので、パートナーにも協力してもらってケアしていくことで見落としを防ぐことができると思いました。