寝てる間の肌の乾燥対策!【プロ直伝】翌朝のもっちり肌を作る秘訣

寝る前にしっかりと肌のケアをしたはずなのに、朝になると乾燥肌になっている事はありませんか?ただ寝ているだけで何もしていないようでも、実は就寝中は肌の乾燥がひどくなる時間です。

寝てる間の肌の乾燥をいかに防ぐかで、翌日の肌の状態が大きく変化しますので、しっかりとケアしておきたいですね。美容のプロに聞いてきた寝てる間の肌の乾燥の原因と対策をご紹介します。

目次

寝てる間の肌の乾燥の原因と対策は?

夜10時~2時までは、お肌のゴールデンタイムとも呼ばれ、この時間に睡眠を取ることで肌の再生が促進されると言われています。しかし、睡眠中は肌が乾燥する時間帯でもありますので注意が必要です。

寝ている間の水分不足

その主な原因は、就寝中の水分不足。寝ているだけでも人は汗をかいています。ひと晩で失う水分量は500mlとも言われ、寝ている間は体の水分が不足しやすい状態にあります。

ペットボトル1本分もの水分を失いながら、寝ている間は水分補給をすることはできません。女性は生理や妊娠・産後、更年期などホルモンバランスの変化に晒される機会も多く、肌の状態も変化します。

ホルモンバランスが変化する時期は特に体の水分が不足しがちな時期なので、就寝中の体の水分量が不足しやすくなり、肌も乾燥しやすくなります。

寝ている間も体と肌の潤いを保つために、寝る前にコップ1杯の水を飲むようにしましょう体に負担がなく、吸収が良いのは常温の水や白湯がいいですね。モデルさんは常温の水や白湯を常に持ち歩いています。

寝る前に水を飲む事は安眠にもつながり、質の良い眠りを得るためにも有効です。質の良い眠りは肌にも良い効果がありますので、ぜひ寝る前の水分補給を習慣にしたいですね。

布団や枕の刺激

乾燥した肌は刺激に弱くなります。寝てる間は布団が肌に触れるなど、肌への刺激が意外とあるもの。肌の乾燥が気になる時には、枕カバーをオーガニックコットンなど肌に負担の少ない素材に変えるのも効果的です。

肌の乾燥って肌の内部の問題かと思っていましたが、外的刺激が原因となっているケースも多いのだそうです。特に肌がデリケートな方は、布団や枕にも気を使ってみてください。

湿度が低い

室内の湿度って気にしていますか?冬に室内の湿度計を見ると、思っているよりも湿度が低くて驚くことがあります。

寝室には湿度計を用意して、湿度60%くらいに保てるようにすると肌も乾燥しにくくなります。冬は加湿器を使ったり、寝室に濡らしたバスタオルを干して置くだけでも違います。

エアコンの影響

夏、暑い日はエアコンや扇風機をつけたまま寝ることもありますよね。熱中症の問題もありますので、それ自体は問題ないのですが、直接風があたってしまうのはNGです。

風があたると涼しくていいですが、寝ている間に肌の水分はどんどん奪われてしまい、朝には見事にカラカラ肌の出来上がりです。

風を避けたいのは暖房も一緒です。エアコンを使う場合には、風の方向を調節して直接風が当たらないように気をつけましょう。

日中の紫外線

寝ている間は肌の回復時間です。日中肌のダメージが大きいとダメージを回復できずに肌の乾燥となって現れ、翌朝に持ち越してしまいます。

日中、肌の大きなダメージとなるのが紫外線です。肌が紫外線にあたると日焼けをしたりシミの原因になるだけでなく、乾燥肌になってしまいます。

日中は日焼け止めを忘れずに塗るようにしましょう。意外と忘れがちなのがゴミ出しの時の日焼け止めです。「ちょっとだから大丈夫」と気を緩めやすいのですが、ちょっとの時間があなたの乾燥肌の引き金を引いているのかもしれません。

日陰の女と化して、紫外線はしっかり避けておきましょう。

タンパク質と緑黄色野菜で乾燥しない肌を作る

寝ている間の肌の乾燥を防ぐには、食事も重要です。

美肌にはビタミン!と思われがちですが、まず積極的にとりたいのはタンパク質です。肌はタンパク質からできていますので、肌の回復にはタンパク質が絶対に必要です。ダイエットなどでタンパク質を減らしてしまう方もいますが、ダイエット中でもタンパク質は減らしてはいけません。減らすべきは糖質です。

そして、肌の調子を整える緑葉色野菜も積極的にとりましょう。毎日緑葉色野菜を調理するのが面倒な場合には、冷凍のブロッコリーや人参、かぼちゃ、ほうれん草を常備しておくと便利です。茹でてから冷凍してあるので、ちょっと野菜が足りないなぁという時にも重宝します。

乾燥肌対策には、高タンパク低カロリーの鶏のササミや胸肉を茹でて、ブロッコリーや人参などの温野菜と一緒に食べるのもいいですね。温野菜なら体も冷やさないので、美肌効果アップです。

肌も食べたものからできています。肌のコンディションに合わせて食べるものも工夫したいですね。肌にいい食事をしていると、寝ている間に栄養が肌に行き渡り、肌の乾燥も改善されます。

なかなか食事で補うことが難しい場合には、サプリメントなどを活用してもいいですね。

肌のバリア機能を高めるには、肌に負担にならない化粧品を

外的刺激や肌の乾燥を防ぐためには、肌のバリア機能を高めておくことが重要です。

肌のバリア機能を高めるためには、肌に負担にならない化粧品を使うことも大切です。寝ている間の肌が乾燥が気になる方が一番先にする対策がナイトクリームや美容液などの夜専用の保湿剤を使うことです。

確かにスペシャルケアをすることも有効な方法ではありますが、ベースとなっているスキンケアが肌に負担のある成分しようしている場合、肌自体の健康を取り戻すにはちょっと遠回りになってしまいます。

極端な例えではありますが、ある毒が健康な人にとっては薬になったとします。でも、弱っている人にその毒を与えてもその人はさらに弱るだけで回復はしません。化粧品も一緒です。肌の状態がそこそこ健康な人にとってはさらに肌をきれいにする化粧品であっても、肌が乾燥しきって肌力が落ちている人にとって、その化粧品は薬にはならないこともあります。

肌をキレイにしたいならば、肌の乾燥はまず最初にクリアするべき課題です。乾燥が落ち着くまでは敏感肌用の高保湿化粧品などで肌の力を蓄えることに重きを置きたいもの。

寝ている間に肌が乾燥するという方は、肌自体の保湿力が低下しているサインですので、使う化粧品は防腐剤などが極力使用されていない、肌に負担をかけない保湿化粧品を選ぶようにするといいですね。

 

 

就寝中は、体の水分が不足しがちです。体の水分不足は肌の水分不足にも通じています。寝ている間の肌の乾燥を防ぐためには、寝る前にはコップ1杯の常温の水を飲むようにしましょう。

また、肌の外からの乾燥を防ぐために、朝のケアにプラスしたスキンケアを行うようにしたいですね。

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